カメラ持ち女性が語る、ソーシャルメディアでの「顔写真」公開の是非

2011/12/15 06:43

カメラ東京工芸大学は2011年12月14日、デジカメ・フィルムカメラを持ち月1以上の頻度で写真を撮影している女性に対する、カメラ周りの調査結果を発表した。それによると調査母体においては、ウェブサービスで自分の顔写真を公開している人は1-2割程度であることが分かった。また「mixiは範囲制限公開者が多数」「Facebookは全体公開者が多い」など、各サービス毎の特徴が反映された結果が出ている(【発表リリース、PDF】)。

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今調査はデジタルカメラかフィルムカメラ(レンズ付きフィルム、携帯電話の機能は除外)を保有し、月に1日以上の頻度で写真を撮影している、20歳-49歳の女性を対象に、携帯電話を使ったインターネット経由で行われたもの。世代階層は20代・30代・40代でほぼ均等割り当て。

今調査母体は「デジタルカメラかフィルムカメラ保有」という、世間一般よりもやや写真に興味関心を持つ女性が対象となる。とはいえ、昨今では携帯電話に付与されているデジカメ機能も高性能化を果たして「写真撮影行動」へのハードルはほとんど無きがごとしとなっており、またデジカメ自身も数千円-1、2万円程度で相当な高性能品が手に入るようになった。世間一般との感覚のかい離はさほど考えなくても問題は無いだろう。

今件は「ウェブサービス」とリリースにはあるものの、実質的には「ソーシャルメディア」で自分の顔写真を公開しているか否かに関する設問となる。写真に対するこだわりが多少ながらも強い調査母体では、どのような結果が出ているだろうか。

↑ ウェブサービスで顔写真を公開しているか
↑ ウェブサービスで顔写真を公開しているか

ブログやサイトで全面公開している人は7.8%。これは以前別調査機関による調査結果【どこまで見せる、教えるか? ソーシャルメディア利用時の個人情報の開示範囲をグラフ化してみる(2011年版情報通信白書より)】の7.4%とほぼ一致しており、写真好きの調査母体でも個人情報の一つとされる「顔写真」に対する、公開姿勢はさほど変わりがないことが分かる。一方、ブログサービスやサイトでは一部機能として提供されている・自ら実装する「範囲制限公開」で公開している人は12.2%。

各種サービス毎の特性を箇条書きにまとめると、次のようになる。

・ブログやサイト……不特定多数への公開は控えめ。本来のSNSのような「特定者に向けた」公開ならそれなりに許容。
・mixi……本来のSNSの機能「制限者向け公開」が活用されており、2割以上が「範囲制限公開」。
・Facebook……実名利用原則のためか、全体公開者も多く11.2%。
・ツイッター……公開への警戒心が強く、制限無し・制限付き公開共にごく少数のみ

それぞれのソーシャルメディアの公開性・特性が反映された結果といえる。

またそれとは別に、Facebookでも非公開者が3/4以上を占めていることからも分かるように、(写真にこだわりを持つ調査母体だから、という可能性はあるが)写真公開を拒む考えが圧倒的多数であるのが分かる。個人の特定、悪用などを嫌っての判断といえよう。

ちなみに世代別では全サービスにおいて、「若年層ほど公開に大らか」であることが確認されている。

↑ ウェブサービスで顔写真を公開しているか
↑ ウェブサービスで顔写真を公開しているか(世代別・mixiの場合)

「範囲制限公開」などの機能の使いこなしが出来るか否か、そして情報に対する姿勢の違いが見て取れるというものだ。


■関連記事:
【Facebookの実名利用者約6割…ソーシャルメディア利用者の個人情報、公開範囲はどれくらい?】

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