【更新】「震災後、一緒にいる時間が増えた相手がいる」新成人では2割に達する

2011/12/11 06:45

家族だんらん【セイコーホールディングス(8050)】は2011年12月7日、新成人を対象にした「東日本大震災」に関する支援実態・意識に関する調査結果を発表した。それによると調査母体においては、震災後に一緒にいる時間が増えた相手がいる人は2割強に達していることが分かった。具体的な対象としては家族がもっとも多く、次いで友達、恋人の順となっている。ただし男女の差異は大きく、男性では家族以上に友達との回答率が高く最上位に来ており、女性は家族が最上位で次に恋人の順となっている([発表ページ])。

スポンサードリンク


今調査は2012年に成人式を迎える全国の男女に対してインターネット経由で行ったもので、有効回答数は1236人。男女比は1対1。調査機関はマクロミル。

震災後に人とのつながりを再確認したという意見は多く、複数の調査で同様の結果が出ている(例えば【人との絆の深まり、助け合い・自立心の向上…震災を経て変化した人の想い】)。今調査では新成人に限定した質問だが、それでも2割前後の人が「震災後に共有する時間が増えた人がいる」と答えている。

↑ 震災後、一緒にいる時間が増えた相手がいるか
↑ 震災後、一緒にいる時間が増えた相手がいるか

男性よりも女性の方が「いる」回答が多い。これは【震災で強まる節約、減る消費】【震災後の節電意識の高まり8割近く、中堅女性層は特に高い傾向】などでも言及している通り、女性の感受性の高さが多分に影響しているものと思われる。

それでは具体的に、どのような相手との時間が増えたのか。「増えた相手がいる」と回答した人に限定して複数回答で聞いた結果が次のグラフ。総計では「家族」がトップ、次いで「友達」「恋人」の順となり、この3選択肢が主に「震災後に時間を共有することが多くなった相手」ということになる。

↑ 震災後、一緒にいる時間が増えた相手は(複数回答)(増えた相手がいる人限定)
↑ 震災後、一緒にいる時間が増えた相手は(複数回答)(増えた相手がいる人限定)

興味深いのは男女で回答順位が異なること。具体的には、

男性……友達、家族、恋人
女性……家族、恋人、友達

の順となっている。「一緒にいる時間が増えた」のは想いを強く持つ相手に他ならない。単純に新成人においては「女性の方が男性より、恋人が要る割合が高い」(恋人のいる・いないは今調査では尋ねていない)、そして「男性より女性の方が家族と同居している割合が高い(一人暮らしのリスクを考えれば十分に有り得る)」可能性もある。その可能性に配慮しつつも、新成人男女間の親近感を覚える対象の違いとして、注目すべき結果といえよう。

スポンサードリンク




▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2017 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー