【更新】新成人が被災地を思い返すきっかけ、トップは「テレビや新聞で自然災害のニュースを観た時」

2011/12/10 19:30

地震のテレビ報道【セイコーホールディングス(8050)】は2011年12月7日、新成人を対象にした「東日本大震災」に関する支援実態・意識に関する調査結果を発表した。それによると調査母体においては「被災地を思い出すきっかけ」として、「テレビや新聞などで自然災害に関するニュースを見聞きした時」を挙げる人がもっとも多く、8割を超えていることが分かった。次いで「地震が起きた時」「復興、支援、絆などの言葉を見聞きした時」などが続く。概して男性よりも女性の回答率が高く、思いのぶり返し・感受性は女性の方が頻度が高いことが考えられる結果となっている([発表ページ])。

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今調査は2012年に成人式を迎える全国の男女に対してインターネット経由で行ったもので、有効回答数は1236人。男女比は1対1。調査機関はマクロミル。

2011年3月11日に発生した東日本大地震とそれに伴う震災の後、どのような場面で被災地のことを思い出すか、複数回答で尋ねた結果が次のグラフ。もっとも多い人が同意を示したのは「テレビや新聞などで自然災害に関するニュースを見聞きした時」で、81.6%に達していた。

↑ どのような時に被災地を思い出すか(複数回答)
↑ どのような時に被災地を思い出すか(複数回答)

新聞はともかくテレビの場合、視覚以外に聴覚にも訴えかけてくるため、記憶を呼び起こす可能性が高くなると考えれば道理が通る。これから年末にかけて、年末恒例の各種特番において、目に留める機会も増えるだろう。

第二位は「地震が起きた時」で約6割。いまだに小-中規模な余震が続く昨今においては、たびたび思い起こさせる機会が生じることになる。第三位以降はやや値が落ちるが、「復興、支援、絆、つながる等の言葉を見聞きした時」「被災地の農水産物や商品等を目にした時」などが続く。中には(選択肢として設けられていたので「そういえば」と無意識な心境を思い起こされた人もいるだろうが)「毎月11日が来た時」という人も2割近くに達している。

目に留まる動きとしては、全項目において男性より女性の値が高いこと。特にメディア経由ではなく、直接本人が何らかの体感をした際に、大きな差異が確認できる。これは【震災で強まる節約、減る消費】【震災後の節電意識の高まり8割近く、中堅女性層は特に高い傾向】などでも言及しているが、女性の感受性・防衛本能の高さゆえのもの。特に今震災においては、男女差が大きく出る傾向がある。男女共に留意しておくべきだろう。

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