日本のFacebookの状況をグラフ化してみる

2011/12/11 12:00

パーゴルフFacebookページ先日Facebookの各種データ取得元として【Social bakers】を見つけた話を【Facebookユーザー数の半年間の推移をグラフ化してみる(2011年12月版)】で書き連ねたが、そのサイトでは会員登録をせずとも各国のFacebook利用性向をいくつか取得することができる。そこで今回は日本の状況について、分かる範囲でデータを絡めることにする。

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まずは日本国内のユーザーにおけるプロフィール。男女比はやや男性多し、世代構成比は25-34歳がボリュームゾーン(24歳までの区分は、他の区分とは構成年齢数が異なることに注意)。

↑ 日本国内Facebookユーザー男女比
↑ 日本国内Facebookユーザー男女比

↑ 日本国内Facebookユーザー世代構成比
↑ 日本国内Facebookユーザー世代構成比

高校生まではごく少数で、大学生以降中堅世代が多数を占めている。

続いてFacebookページ(旧ファンページ)の上位陣(日本発のもの)をグラフ化する。いくつかの並び変え方法があるが、今回は単純に「ファン数」(「いいね!」ボタンを押してページに登録した人)の多い順とした。Social bakersの国別データでは、純粋なFacebookページのカウント(総計)以外に「ブランド」と「メディア」の2項目区分が用意されている。「総計」は「ブランド」と「メディア」で大体上位陣を占めていることもあり、今回は「ブランド」と「メディア」の二つをグラフ化する。

まずは「ブランド」。

↑ 2011年12月5日時点のFacebookページ・日本国内ブランドトップ20(ファン数、万人)
↑ 2011年12月5日時点のFacebookページ・日本国内ブランドトップ20(ファン数、万人)

「satisfaction guaranteed」が群を抜いて73.6万人でトップ。これはストリート系のファッションをメインとし、日本だけでなくアジア全体に「日本」というブランドを活かして門戸を開いたことが成功の起因となっている(【satisfaction guaranteed公式サイト】)。実際、同サイトは日本発のものであるが、「ファン」の大部分はアジア諸国からのものだという(もっとも最近では日本人の「ファン」も増えてきたとか)。

↑ satisfaction guaranteed Facebookページ
↑ satisfaction guaranteed Facebookページ

第二位の「BAND LAND」はハーレー(バイク)のカスタムショップ。情熱あふれるコンテンツがファンの魂を虜にし、まもなく50万人を突破する勢い。以降も多種多様なブランドが続くが、ユニクロやスターバックスなどの世間一般に良く知られている日用品よりは、上位陣のように「世界に通用しうるブランド」のファン数が多い感はある。

続いてメディアによるFacebookページ。ブランドの「satisfaction guaranteed」以上に飛びぬけているのが「Doraemon」。200万人を突破している(ただしこれは公式のサイトとの確認が取れない)。

↑ 2011年12月5日時点のFacebookページ・日本国内メディアトップ20(ファン数、万人)
↑ 2011年12月5日時点のFacebookページ・日本国内メディアトップ20(ファン数、万人)

第二位の「パーゴルフ」はゴルフ雑誌「パーゴルフ」の公式サイト。確認すると同誌公式サイトで【今年7月20日時点で10万人突破の記事】が伝えられている。半年足らずで10倍近い伸びを見せており、ゴルフ好きな世代にFacebookの利用者が急増した状況が想像できる。

以後いくつかのテレビ番組やウェブサイト、雑誌などの名前を見ることができる、いずれもファン数は数万単位。ブランドにおけるファン数と比べると少なめな感は否めない。ブランドのファンページと比べて「浅く・広く」の印象が強いメディア系のFacebookページは、ファンになることへの魅力が少ないように思われているのかもしれない。あるいは「パーゴルフ」のように、専門分野で「濃い」情報を配信していけば、各専門誌も道が開ける可能性は十分にあるといえる。



海外のブランドやメディアによるページと比べると、今一つ勢いに欠けて見えるのは、やはり現時点では「海外に情報発信をするメリットを見いだせていない」「国内向けに情報発信しても利用者が”まだ”少ない、理想的なターゲット層の会員数が少ない」などの理由によるものだろう。

しかし今後のことを考えれば、今のうちに将来に向けた布石を打っておくのが懸命といえる。日本国内に限っても少なくない成功事例(もちろん読み説くことができるのなら海外のもしかり)が、その道しるべになることだろう。

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