Facebookユーザーの各国対人口比などをグラフ化してみる(2011年12月版)

2011/12/04 12:00

Facebook先に【アジア主要国のFacebook普及率をグラフ化してみる】でアジア諸国のFacebook普及率などをグラフ化したところ、当然のごとく「アジア以外の動向も知りたい」というお話をいただいた。そこで今回は【Facebookの利用者数と増加率上位国をグラフ化してみる(2011年7月分)】で用いた、2011年7月末時点でのユーザー数上位30か国(グラフ表記上は15位までだが、元データは30位まで存在する)、それに加えて日本のデータを取得し、グラフを再構築することにした。

スポンサードリンク


主なデータの取得先だが、インターネット人口及び総人口は【Internet World Stats】から。こちらは2011年3月末時点での最新データ。そしてFacebookのユーザー数はCheckFacebookから。これはデータ取得時の2012年12月2日時点のものとなる。

まずはFacebookユーザーの「人口比」。例えば10%なら、近所の人を無作為で10人集めると、そのうち1人がFacebookユーザーという計算になる。

↑ Facebookユーザー対人口比(2010年末時点での利用者数上位30か国+日本対象/人口は2011年3月末、ユーザー数は12月2日時点)
↑ Facebookユーザー対人口比(2010年末時点での利用者数上位30か国+日本対象/人口は2011年3月末、ユーザー数は12月2日時点)

意外にも(!?)チリが普及率トップとなった。詳細データとしては人口が1689万人、Facebookユーザー数が896万9860人。人口が元々かなり少ないのと、インターネットがそれなりに普及していること、そしてインターネット利用者のうちFacebook利用者が多いのが高値を出した要因。【総務省の世界情報通信事情(チリ)】を見ても、モバイル系を中心にインターネットインフラが浸透しているのが確認できる。

続いてこれを「総人口」では無く「インターネット人口」比で計算したのが次のグラフ。先のたとえなら「近所の人」を無作為にでは無く、「携帯電話でもパソコンでも良いので、インターネットを利用している人」に絞って10人集めた上で、「Facebookのアカウントを持っている人は手を挙げて」と聞いたことになる。

↑ Facebookユーザー対インターネット人口比(2011年7月末時点での利用者数上位30か国+日本対象/人口は2011年3月末、ユーザー数は12月2日時点)
↑ Facebookユーザー対インターネット人口比(2011年7月末時点での利用者数上位30か国+日本対象/人口は2011年3月末、ユーザー数は12月2日時点)

【アジア主要国のFacebook普及率をグラフ化してみる】でも指摘しているが、インドネシアはFacebookの利用者率が急増していることに加え、「Facebookユーザー数取得は12月頭」「インターネット利用者数は3月末」と半年強の差が開いているため、インターネット利用者数を取得した後にも続々と会員数が増えたのが、100%を超してしまった要因である(CheckFacebookではインドネシアの「ユーザー数対インターネット人口比」は100%と記述されている)。

それ以外では先ほどのチリ、さらにはベネズエラやトルコ、メキシコなどの新興国の名前が軒並み上位に連なっている。これらの国に共通する要素をあえて挙げると「モバイル系端末(とインターネットカフェ)がインターネットへの窓口のメイン」「ここ数年の間に急速にインターネットのインフラ普及率が上昇している」などが挙げられる。

「パソコンによる自宅までの有線回線によるインターネット開通」という比較的高いハードルでは無く、「(パソコンよりはるかに安価で機動力も高い)モバイル系端末を使った無線回線によるインターネット開通」+「開通当時からソーシャルメディアが用意されている」という条件下で、急速にFacebookが広まっていったと考えれば、新興国の「Facebookユーザー数対インターネット人口比」が高いのも納得いく話ではある。

日本はインターネット環境の整備率は高いものの、言語の壁は高く厚く(【英語が一番、では二番目は?…インターネットで使われている言語の普及率をグラフ化してみる】)、また既存のソーシャルメディアの影響力も大きいことから、浸透率が低く抑えられてしまっている。インターネットコミュニティにおける文化の違いも要因の一つ。それでも以前と比べれば、随分と進捗はしている。

ともあれ、各国のインフラ普及率と合わせて見なおすと、色々と考えさせられる結果ではある。

スポンサードリンク




▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2017 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー