男性の料理率77.5%・一人暮らしは86.1%、理由のトップは「節約」

2011/11/28 06:04

料理マクロミルは2011年11月21日、男性の料理に関する実態調査結果を発表した。それによると調査母体(男性)においては、約4割の人が週一以上で料理をしていることが分かった。夫婦で専業主婦がいる世帯よりは共働き、そして一人暮らしの方が料理率は高い傾向にある。また、料理をする理由は「節約」がもっとも多く4割近く、次いで「作る人がいない」「家族や相方を喜ばせたい」が続いている(【発表リリース】)。

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今調査は2011年10月28日から30日にかけてインターネット経由で20-59歳の男性に対して行われたもので、有効回答数は516人。世代構成比は20・30・40・50代で均等割り当て。

調査母体に対して「料理(調理。米を炊く、パンを焼く程度は含まず)をするか」について聞いたところ、週一以上でする人は約4割、それより低い頻度も合わせると77.5%の人が「料理をする」と回答した。ほぼ毎日の人は10.7%と約1割に達している。

↑ 料理をするか・しないか(男性)(する場合は頻度。米を炊く・パンを焼くのみは対象外。「調理する」を意味する)(一部)
↑ 料理をするか・しないか(男性)(する場合は頻度。米を炊く・パンを焼くのみは対象外。「調理する」を意味する)(一部)

もちろん立場によって料理の必要性は大きく変わる。そこで元データから「配偶者と同居&非共働き(男性なので原則的にその世帯は専業主婦+勤労男性)」「配偶者と同居&共働き」「一人暮らし」の3パターンを抽出、グラフに追加した。当然「一人暮らし」における料理率は高めで、頻度を別にすれば86.1%の男性が料理をすると回答している。残り13.9%は寮生活などで食事が給仕されているか、あるいは外食・中食、さらにはインスタント系のもので充足していると考えられる(お湯をそそぐなども「調理」には該当せず)。

配偶者と同居している事例では、元働きか否かで料理の頻度に違いが見えてくる。当然共働きの方が男性の料理頻度は高くなる。しかし一方で「まったく料理をしない」層の比率がほぼ同一(2割強)なのは興味深い。

さてそれでは、オレンジで色づけされた人以外の「頻度はともあれ料理をする男性」達は、どのような理由を持っているのか。やはり同じ区分で聞いた結果が次のグラフ。「一人暮らし」における「節約」の回答率が69.0%と飛びぬけて高いのが目に留まる。

↑ 料理をする理由(複数回答)(料理をする人限定)
↑ 料理をする理由(複数回答)(料理をする人限定)

全体でもトップは「節約」、そして続いて「作る人がいない」。「配偶者と同居・非共働き」でも16.3%の回答率が出ているのが少々不思議だが、これは「常に」というよりは「作る人がいない”時に”料理をする」という解釈で良いだろう(配偶者と同居・非共働き世帯の約1/8(16.3%×77.6%(料理をする人の割合))の「女性」が、料理は一切出来ないという状況は想定しにくい)。

また、世帯区分別に見るとそれぞれの特性が見えてくる。

・一人暮らしは節約第一。また、健康に留意したり、単に外食に飽きて自分で料理をするパターンが多い。
・配偶者と同居で専業主婦がいる世帯では、あえて男性が料理をすることで相方を喜ばせたい気持ちから料理をすることが多い。また、料理が好きだったり、家事分担として(恐らくは土日などで)料理をする事例も。
・配偶者と同居、かつ共働きの場合、専業主婦の事例よりも家事役割分担によるところが多い。

とりわけ一人暮らしの料理事情は、生活そのものがにじみ出てくるようで、注目に値する。【一人暮らしの食生活、どこを頼りにしてきたか…過去15年間の食料の買い入れ先の移り変わりをグラフ化してみる】の最新分のデータと見比べながら考えると、「節約志向」「健康留意」の傾向が強まっているのにも納得ができるというものだ。

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