3分の2はゲーム…米タブレット機利用者のエンタメ方面での活用性向をグラフ化してみる

2011/12/02 12:10

タブレットでゲーム全世界に調査パネルを持つアメリカの大手調査機関comSCOREは2011年11月15日、同社の公式サイトにおいて、インターネットのアクセス動向やトラフィック状況の現状を記した【The Rise of Digital Omnivores】を発表した。このレポートのタイトルは直訳すると「デジタル雑食動物の台頭」となり、「パソコンだけでなく、スマートフォンやタブレット機など多種の窓口経由で、インターネットにアクセスすることが当たり前の時代になる」とし、インターネットの利用スタイルが変化しつつあることを意味している。今回は該当記事などをベースに「タブレット利用者のエンタメ方面での行動傾向」を見て行くことにする。

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今調査結果は計170か国以上・約200万人を対象にしているcomSCOREのリサーチパネルからのデータがベースとなっている。また「パソコン」はデスクトップパソコンだけでなく、ノートパソコンやネットブックなども含む。「モバイル」は一般携帯電話(フィーチャーフォン)以外に(別途言及が無い限り)スマートフォンも含み、タブレット機は別途項目としている。

まずはエンタメ方面での利用性向。タブレット機で実現可能なエンタメ系の主なアクションについて「過去1か月の間に1度でも実行したか」「ほぼ毎日楽しんでいるか」を聞いた結果が次のグラフ。「ほぼ毎日」は「過去1か月の間に1度でも」に含まれるため、分かりやすいように数字を再精査した。

↑ 次のエンタメ系行動をタブレット機でどのくらいの頻度でやっているか(タブレット利用者、過去一か月について)
↑ 次のエンタメ系行動をタブレット機でどのくらいの頻度でやっているか(タブレット利用者、過去一か月について)

1か月間に一度でもタブレット機でゲームをした人は約2/3。そのうち約1/3に当たる「全体に対して」23%の人はほぼ毎日ゲームをしていると答えている。月一以上ベースで見ると、クリップ動画の視聴、ダウンロードした音楽の視聴、そして次に電子雑誌や電子新聞の購読が入る。「ゲーム」「動画視聴」「音楽視聴」までが6割超/月1以上で、エンタメ方面での利用傾向はパソコンなどと変わりがない、そして高い傾向にあることが見て取れる。

興味深いのは「月一ベースの利用率」。項目の並び別に次第に低下していくが、「ほぼ毎日」の項目は「電子書籍購読」あたりまであまり変化が無い。タブレット機でエンタメを楽しむ人は、多くの機能の視点で見ても一定率ずついることになる。

同じ非パソコンのネット窓口として注目されているスマートフォンと比べても、画面や処理速度の大きさなどを受けてか、エンタメ目的の機能使用率が高いのが分かる。

↑ 次のエンタメ系行動をタブレット機/スマートフォンで少なくとも一回行ったか(タブレット/スマートフォン利用者、過去一か月について)
↑ 次のエンタメ系行動をタブレット機/スマートフォンで少なくとも一回行ったか(タブレット/スマートフォン利用者、過去一か月について)

特に動画視聴はタブレット機の方がはるかに大きな映像を、パソコンに近い感覚で操作視聴できることもあり、かなり無理な面もあるスマートフォンでの視聴と比べて3倍以上もの利用率を見せている。

【「クリスマスはiPadネ」米の子供達が年末年始に欲しい電子機器は?】にもある通り、アメリカの子供達がもっとも期待している、電子機器系のプレゼントはズバリiPad。アンドロイド系OSのタブレットパソコンの人気も高い。パソコンより気軽で親の負担も軽い(=入手可能性が高い)、そしてゲームなども堪能できるiPadなどのタブレット機に注目が集まるのは当然の結果といえよう。

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