新車希望者は6割強、予算は約200万円…自動車保有者の買い替え需要をかいま見る

2011/11/29 06:04

自動車ディーラーソニー損保生命は2011年11月21日、「2011年全国カーライフ実態調査前篇」を発表した。それによると自家用車を所有・運転する調査母体においては、5年以内に現在手持ちの自動車を買い替える予定の人は半数に達していた。買い替えず手放すとする意見は3%程度でしかない。また買い替えの際に新車を予定している人は約2/3に達し、その際の予算としては約200万円を想定している(【発表リリース】)。

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今調査は自家用車を有し、月に1回以上自動車を運転する18-59歳の男女に対しインターネット経由で2011年10月25日から28日にかけて行われたもので、有効回答数は3000人。男女比、世代比(10・20代、30代、40代、50代)は均等割り当て。調査実施機関はネットエイジア。

現在自家用車を所有する母体に、自動車の買い替え予定を聞いたところ、買い替えずに手放すとする意見は3.3%に留まった。残りの96.7%は、時期はさておき買い替えを予定している。

↑ 自動車買い替え予定の時期
↑ 自動車買い替え予定の時期

直近(1年以内)の買い替え予定者は7.3%のみ。大部分が1年超え、あるいはそれ以降の買い替えを予定しており、継続的に自家用車を利用する旨を表明している。

その際中古車と新車、どちらを選んで買い替えるのかを聞いた結果が次のグラフ。新車を選ぶ人が2/3近くにも達している。

↑ 買い替え先は新車・中古車どちらか(買い替え予定者)
↑ 買い替え先は新車・中古車どちらか(買い替え予定者)

「分からない」層が仮に全員「中古車」に振り分けられたとしても、新車・中古車比率は2対1。半々ずつの割り振りなら、大体3対1となる。意外に新車のニーズが高い。やはりハイブリッドや電気など新タイプの自動車を求める人が多いのが、新車ニーズの高さの一因だろう(今調査母体では買い替えタイプとしてはガソリン自動車が556人なのに対し、ハイブリッドが954人、電気自動車も165人という結果が出ている)。

買い替え時の本体価格予算は大体100-200万円がボリュームゾーン。最多回答層は100-150万円未満の22.1%。また、属性によって大きな差異が生じている。

↑ 買い替え時の本体価格予算(諸経費、特に税金は除く)(買い替え予定者)
↑ 買い替え時の本体価格予算(諸経費、特に税金は除く)(買い替え予定者)

↑ 買い替え時の本体価格予算(諸経費、特に税金は除く)(買い替え予定者)(属性別平均)
↑ 買い替え時の本体価格予算(諸経費、特に税金は除く)(買い替え予定者)(属性別平均)

ガソリン車は167万円、新タイプの車両はそれに30万円ほど上乗せ。中古車は新車の半分程度。色々な予算設計が見えてくる。特にハイブリッド・電気自動車の予算設定は、今後同系統の新車が出てくる際、買い替え予定者のハートをつかめるか否かを推測する場合における、価格面でのチェックには役立つ値となるだろう。


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