40-50代喫煙率3割強、禁煙トライの値上げ額は500円か1000円台前半

2011/11/15 06:40

禁煙イメージ[マルハニチロホールディングス(1334)]は2011年11月8日、40代-50代の健康に関する調査結果を発表した。それによると調査母体では、現在喫煙をしている人は3割強に達していることが分かった。その喫煙者に「たばこ1箱がいくらになれば禁煙を試みるか」を聞いたところ、「500円台」と「1000-1499円台」の回答率がもっとも高く、それぞれ喫煙者の3割近くに達した。一方で「価格に関わらず禁煙しない」という人も2割近く確認できる(【発表リリース(PDF)】)。

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今調査は2011年10月15日から17日にかけて、携帯電話を用いたインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1000人。40-59歳の男女限定とし、男女比は1対1、年齢階層比は40代・50代で1対1。調査実施機関はネットエイジア。

【世代別成人喫煙率をグラフ化してみる(2010年分反映版)】によると、今調査の該当世代における喫煙率は次の通り。

↑ 性別・年代別喫煙率(JT調査から)(2010年、抜粋)
↑ 性別・年代別喫煙率(JT調査から)(2010年、抜粋)

今調査母体では非喫煙者は7割近く、喫煙者は3割強と出ている。男女比は1対1なので、大体上記JTの調査結果と一致する。

↑ 喫煙数(1日あたり)
↑ 喫煙数(1日あたり)

さて、それら喫煙者に「仮に今後たばこが再び値上げしたとして、1箱あたりいくらになれば禁煙を試みるか」と尋ねた結果が次のグラフ。冒頭でも触れた通り、500円台と1000円台前半に回答が集まる結果となった。

↑ 禁煙を試みるたばこの販売額(現在喫煙者限定)
↑ 禁煙を試みるたばこの販売額(現在喫煙者限定)

やはり区切りの良い500円・1000円に意見が集中しているのが分かる。その一方で「(たばこ価格の値上げを原因としての)禁煙はしない」という意見も2割近くに達している。禁煙の動機としては上位項目に挙げられる「値上げ」だが(【「また値上げしたら禁煙するかも」の人に聞いた「禁煙決断価格」は?】でも「健康」に次いで第二位の位置にある)、(減煙はするかもしれないものの)禁煙はしないという強い意思の持ち主もそれなりに居ることになる。

さて「たばこ値上げ」と同列で禁煙同期に並ぶことが多い「健康要素」だが、やはり喫煙者限定で「健康のために禁煙をしたいか」と聞いたところ、半数近くが肯定的な意見を述べている。

↑ 健康のために禁煙をしたいか(喫煙者限定)
↑ 健康のために禁煙をしたいか(喫煙者限定)

強い禁煙肯定が16.6%、強い否定が20.7%と、やや禁煙否定派の方が多いが、それでも健康を理由に禁煙を考えている人が半数近く居るのは興味深い。

もちろん【値上げ後の1年で禁煙挑戦者35%、そのうち成功者は4割近く】などで指摘している通り、禁煙を試みてもそれが継続する率は案外低い。それでも意志があるのなら、禁煙、それが難しければまずは減煙にチャレンジしてみてはいかがだろうか。

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