「3時のおやつ」以外のおやつタイムは?

2011/11/13 06:44

おやつパルシステム生活協同組合連合会は2011年11月8日、子供のおやつに関する調査結果を発表した。それによると調査母体においては、自世帯のおやつの時間は15時台とする人がもっとも多く7割を占めていた。次いで10時との回答者が3割近くに達しており、午前中にも「おやつタイム」がある世帯が多いことがうかがえる。また自世帯の子供の下校時間が、多分におやつの時間に影響する傾向も見て取れる(【発表リリース】)。

スポンサードリンク


今調査は2011年9月14日から20日にかけて、携帯電話を使ったインターネット経由の調査によって行われたもので、有効回答数は1000人。子供に手作りのおやつを創った経験がある、中学生以下の子供がいる20-40代の主婦が対象。調査実施機関はネットエイジア。

24時間空腹感を覚えたらいつでもおやつを口にする人ならともかく(このスタイルは健康上お勧めしない)、朝昼晩の食事(主食)以外の間食として「おやつ」を食べる人は大抵において、決められた時間にその「おやつ」を食することになる。今調査母体は「子供がいる」「手作りおやつを創った経験がある」など、世帯単位でおやつを常食している可能性が高い。そこで「自世帯では何時頃におやつを食べているか」と常食時間を聞いたところ、「3時のおやつ」の言い回し通り、午後3時(15時)との回答が多数を占め、ほぼ7割に達する結果となった。

↑ 自世帯のおやつタイムは?(複数回答)
↑ 自世帯のおやつタイムは?(複数回答)

昼食と夕食の間のやや長めな時間帯に、減った小腹に応じるためにおやつをいただく。15時はちょうどその真ん中にあり、ベストマッチの時間といえる。

興味深いのは「3時のおやつ」が少し後ろにずれたと思われる「16時」以上に、「10時」の回答世帯が多いこと。回答世帯には子供が幼少の世帯も多く、学校にまだ通っていない子供のために、午前中のこの時間帯におやつの時間を設けているものと想像される(あるいは子供は関係なく、回答者の主婦自身のおやつタイムの可能性も否定できないが)。

これを子供の世代別に見ると、子供の生活リズムに合わせる形でおやつタイムが決まっているようすが見えてくる。

↑ 自世帯のおやつタイムは?(複数回答)(子供の世代別)
↑ 自世帯のおやつタイムは?(複数回答)(子供の世代別)

「10時のおやつタイム」は子供が乳幼児の世帯がもっとも多く、子供の成長と共に低減していく。またこの傾向は「15時」でも同様で、特に小学校に上がると割合が急に減る。15時の時点でまだ下校していない場合が多いようだ。代わりに「16時」-「17時」が小学校で増える傾向と合わせ、「子供の下校時間に合わせておやつの時間が定められいる」ことが把握できる。

やや気になるのは中学生がいる世帯(一部は小学生世帯も)18時、そして20時においても1-2割の世帯が「おやつタイム」と回答していること。中学生世帯の「18時」は部活などで帰宅時間が遅い子供向けの、「夕食前のちょっとした間食」だと思われるが、「20時」は夕食前としては説明が付きにくい。食後の家族団らんの時間帯におけるちょっとした「おつまみ」か、あるいは夕食自身がもっと後ろにずれているのか((【平日と休日の食事時間帯をグラフ化してみる】で確認しても21時以降に夕食を摂る人も5%ほど居るのが分かる)。

↑ 食事の平均行為者率(平日、全体)(記載は終了時間)
↑ 食事の平均行為者率(平日、全体)(記載は終了時間)(再録)

「おやつタイム」から個々の世帯の生活上の事情がかいま見られること自体は注目すべき話。一方で、調査母体の条件付けがやや特殊とはいえ、20時以降に「おやつタイム」を設定する世帯が少なからずいることは、少々驚かざるを得ない。

スポンサードリンク




▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2017 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー