スマートフォン普及率は約2割、20代は3-4割

2011/11/13 12:00

スマートフォンインプレスR&Dは2011年11月8日、『スマートフォン/ケータイ利用動向調査2012』の発売決定に合わせ、その概要を公開した。そのデータによれば調査母体においては、スマートフォンの普及率は22.9%という結果が出ていることが分かった。男女別では男性の方が、世代別では20代が特に高い値を示している(【発表リリース】)。

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今項目の調査(プレ調査)は2011年9月29日から10月6日にかけて、パソコンによるインターネット経由で、13歳以上の男女個人・携帯電話(スマートフォン含む)かPHSを介してインターネットを利用する人に対して行われたもので、有効回答数は9万3468人。

今調査結果項目では、調査母体全体と男女に区分した上で世代別のスマートフォン利用率(所有率、普及率。リリースでは同意語として用いられている)が公開されている。それを再構築したのが次のグラフ。世代・性別のウェイトバックがかけられていないので参考値でしかないが、全体としては約2割の普及率なのが確認できる(あくまでも概算値だが、男性は25.8%・女性は17.2%との値が弾き出せる)。

↑ 性年代別スマートフォン利用率
↑ 性年代別スマートフォン利用率

むしろ注目すべきは(世代・性別のウェイトバックの考慮が要らない)各項目別の値。冒頭でも触れたように男女別では全世代で男性の方が、世代別では20代が一番の普及率なのが分かる。これは単に「若者の方が新しいデジタルアイテムを欲しがるから」といった傾向以外に、成人になり就職を果たして人生の節目を迎え、自前の携帯を所有、あるいは買い替える際、「せっかくだから」とスマートフォンを選択する機会が多いからだと思われる。

一方、男女別に見ると、男性では「20代」「30代」「10代」の順で、女性は「20代」「10代」「30代」の順。男性は中堅層も新デジタルアイテム(この場合はスマートフォン)への所有衝動が大きく、それが利用率を底上げしていると考えれば道理が行くし、その仮説は容易に納得ができる。

もちろん今件は「パソコンによるインターネット経由」による調査なので、インターネットを利用できることが前提。さらに「13歳以上の男女個人・携帯電話(スマートフォン含む)かPHSを介してインターネットを利用する人」が条件として課せられており、「60歳以上」でも1割近い値を見せているのは当然かもしれない。インターネット、そして携帯電話の世代別普及率を考慮すれば、「世代全体(インターネットや携帯電話の利用の是非を問わない)」利用率は、高齢層において今件結果より大きく落ちることだろう。逆に若年層はそれなりに近い精度を見せるものと思われる。

先日発表された【ソフトバンクモバイルが純増数でトップ継続・2011年10月末時点の携帯電話契約総数は1億2371万8400件-TCA発表】にもある通り、今の日本の携帯電話市場は、スマートフォンが機関車的な役割を果たしている。特に条件を設けずに世間全般を対象として行った、スマートフォンの利用率が今回の結果のような値を占めるのも、そう遠い日のことでは無いと考えて間違いなさそうだ。

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