auもiPhone発売で大いに飛躍…SBMが純増数でトップ継続(2011年10月末携帯電話契約数動向)

2011/11/09 06:38

電気通信事業者協会(TCA)は2011年11月8日、2011年10月末時点の携帯電話及びPHSの契約数を発表した。それによると同年10月末時点の携帯電話の契約数は1億2371万8400件となった。これは前月比で0.5%のプラスになる。また、純増数ではソフトバンクモバイルが24万7600件の増加で、先月から続き主要グループ中トップとなった(【発表リリース】)。

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2011年10月末時点の主なデータは次の通り。

・携帯電話全体……1億2371万8400件
・事業者別
 NTTドコモ……5908万2900件(+8万9600)
 au(KDDIなど)……3385万5500件(+19万6900)
 ソフトバンクモバイル……2714万6000件(+24万7600)
 イー・アクセス……363万4000件(+5万5000)
携帯電話契約件数
↑ 携帯電話契約件数

携帯電話契約件数(増減)
↑ 携帯電話契約件数(増減)

10月も9月同様にスマートフォンの動向が各社のすう勢を大きく左右することとなった。特に【日本ではソフトバンク以外にauからも…「iPhone 4S」10月14日から発売】でも触れているが、iPhoneの最新機種がソフトバンクモバイルだけでなくau(KDDI)でも発売されることで、スマートフォンへの注目がさらに高まった感はある。トップのソフトバンク、そして第二位のau共に、iPhone 4Sというビックウェーブに乗った結果がそのまま出ており、スマートフォンの躍進ぶりの象徴とも評せる。表現を変えれば、ソフトバンクが今月も「トップ」であること、そして「iPhoneシリーズの日本国内独占供給体制の終結」によるauの猛烈な巻き返しという二つの観点で、現状が現れている。

ドコモは今回大人しい値に留まっているが、これはソフトバンクモバイル・au間の「4S」戦のあおりを受けたことは否めない。もっとも同社では10月18日に各種新モデルを発表しており、この発表に向けた買い控えとの解釈もできる。

現時点のスマートフォン普及率はモバイル情報端末全体では1-2割程度だが、現行使用機種の買い替えに際して有力な買い替え候補に挙がっている以上(【機種変はスマホ? 従来型?? 女性6割強は従来型を選択】)、その比率は漸次上昇していくのは間違いない。各企業ともスマートフォンの普及率上昇を前提にしたサービスを積極的に展開しており、コア層から一般層への浸透拡大、普及率のアップは時間の問題。

次月は今回au大躍進のトリガーとなった「iPhone 4S」がどこまでセールスの上での飛躍を維持できるのか、そして一部は11月にも発売されるドコモの新商品が同社の数字をどれほど引っ張るのか、10月以上に11月の結果は気になるところだ。


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