【更新】欧州の債務危機問題への懸念がわずかながらも後退…海外投資家、2週ぶりの買い超し(11/11/04)

2011/11/04 19:30

東京証券取引所は2011年11月4日、2011年10月24日から10月28日(10月第4週)における株券の投資部門別売買状況を発表した。それによるとこの週に外国人投資家が株を売った総額は2兆8208億7681万4000円なのに対し、買い総額は2兆9696億6084万0000円となり、差し引き1487億8402万6000円の買い超しとなった。これは先週から転じて2週ぶりの買い超しとなる。なお法人は買い超しに転じ、個人は売り超しに転じ、証券会社は売り超しを継続している([最新発表リリース、PDF])(※今件記事はすべて東証第一部のみに限定した値であることに注意)。

スポンサードリンク


10月24日から10月28日における各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……6846億9821万7000円/6887億9589万9000円(40億9768万2000円買超)
・個人……1兆0686億1182万2000円/9223億7967万7000円(1462億3214万5000円売超)
・外国人……2兆8208億7681万4000円/2兆9696億6084万0000円(1487億8402万6000円買超)
・証券会社……906億0839万3000円/862億3199万7000円(43億7639万6000円売超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、この5週間における外国人投資家の動向は次の通り。

9月26日-9月30日……766億5540万5000円売超
10月3日-7日……386億0587万9000円売超
10月11日-14日……575億2728万7000円買超
10月17日-21日……440億9665万6000円売超
10月24日-10月28日……1487億8402万6000円買超

今回計測週は前回と比べ、やや持ち直しを見せる形となった。日経平均株価がチャート的に底打ちの形を見せつつあったことや、欧州の債務危機問題への懸念がわずかながらも後退したのが要因。期日最終日の10月28日には、ギリシャの債務問題における話し合いが上手く進んでいるとの報道を受けて、出来高を伴う形で大きく値は跳ねた。

一方で為替は極端な円高が進んでいる。次回の計測週で日銀の単独介入が行われ、やや戻しはあったものの、根本的な解決策にはならず、再びじわじわと円高が進みつつある。健全な財政・政治状態下でなら、この円高を上手く活かす機会もあり、それが株価にも反映されるのだろうが、現時点ではそれは望めそうにもない。

スポンサードリンク




▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2017 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー