【更新】欧州方面の債務状態は小さな山を越した?…海外投資家、11週連続の売り超し(11/10/14)

2011/10/14 19:30

東京証券取引所は2011年10月14日、2011年10月3日から10月7日(10月第1週)における株券の投資部門別売買状況を発表した。それによるとこの週に外国人投資家が株を売った総額は3兆6033億6767万3000円なのに対し、買い総額は3兆5890億5700万5000円となり、差し引き143億1066万8000円の売り超しとなった。これは先週から続いて11週連続の売り超しとなる。なお法人は買い超しを継続、個人は売りを継続、証券会社は売り超しを継続している([最新発表リリース、PDF])(※今件記事はすべて東証第一部のみに限定した値であることに注意)。

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10月3日から10月7日における各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……4837億7991万8000円/5687億1192万5000円(849億3200万7000円買超)
・個人……8767億9939万9000円/8613億3451万0000円(154億6488万9000円売超)
・外国人……3兆6033億6767万3000円/3兆5890億5700万5000円(143億1066万8000円売超)
・証券会社……766億1818万6000円/765億6115万1000円(5703万5000円売超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、この5週間における外国人投資家の動向は次の通り。

9月5日-9日……5337億1251万8000円売超
9月12日-16日……1008億0824万5000円売超
9月20日-22日……504億6504万8000円売超
9月26日-9月30日……766億5540万5000円売超
10月3日-7日……386億0587万9000円売超

該当週は10月5日に日経平均株価が直近一か月内での最安値をつけた後、市場全体がやや上向きとなり、7日までは上げ基調で展開する形となった。もっともしばらくの間続いている「狭いレンジでの値動き」「次第に上値を抑えられる展開」に違いは無く、次回計測週、つまり本日14日においては、やはり下がりつつあるレンジの上値に跳ね返された感は否めない。

主に直近における世界経済の混乱の中心にある欧州方面の債務状態は、小さな山を越すことができたようだが、その行く手には大量の険しい山々が待ちかまえている。一方で目を他地域に向けると、アジアもアメリカも決して安寧な状態ではなく、似たり寄ったりなところ。とりわけ急激に被害を拡大しつつある東南アジアの洪水が、大変気になるところではある。まずは事態の一刻も早い収束を願いたいところだ。

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