女性は1割切れ間近 喫煙率21.7%

2011/10/14 06:19

喫煙とグラフ【JT(2914)】は2011年10月13日、2011年8月に実施した「全国たばこ喫煙者率調査」の結果を発表した。それによると2011年8月時点での全国の喫煙率は21.7%となり、前年比で2.2ポイントのマイナスとなった。男女別では男性が2.9ポイント減少、女性は1.5ポイント減少し、昨年の「女性の喫煙者率増加」現象から転じて、女性も喫煙率の減少が確認された(【発表リリース】)。

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今調査は1965年以降JTが毎年実施しているもので、今回調査は層化二段抽出法にて郵送依頼・郵送回収法で実施。成人男女3万2000人を対象に依頼し、1万9064人の有効回答が得られた(但し今回は、東日本大地震・震災の被災エリアは対象から除かれている)。喫煙率の算出の際には、回答者の性別・年齢階層において、成年人口構成比に合わせて補正が行われている。

今回の調査結果をグラフ化すると次の通りとなる。

↑ 全国喫煙率(2011年8月、JT発表)
↑ 全国喫煙率(2011年8月、JT発表)

↑ 全国推定喫煙人口(2011年8月、万人、JT発表)
↑ 全国推定喫煙人口(2011年8月、万人、JT発表)

JT側では今回の結果について、「喫煙者率は、減少傾向にあると考えております。この要因は複合的であり一概には言えませんが、高齢化の進展、喫煙と健康に関する意識の高まり、喫煙をめぐる規制の強化や、2010年10月に実施された増税・定価改定によるものと考えております」とし、喫煙率の減少の一端に、たばこの値上げがあると評している。値上げと喫煙率の関係については、昨年発表時点でも言及しており、今回は値上げの実施が実際に大きく影響したといえる。

先日JTのアニュアルレポートにて確認した2010年分までの性別・年齢階層別喫煙率推移(【年齢別成人喫煙率をグラフ化してみる(2010年反映分)】)によれば、女性の40代以降においてのみ、喫煙率の横ばい-漸増の傾向が見られた。今件2011年分データでは「女性全体」でも喫煙率が減少しており、女性中堅層以降の世代で喫煙率の動向に変移が生じた可能性がある。詳細データが公知される「アニュアルレポート」は来年6月の発表となるが、その際にはあらためて検証することにしよう。

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