電子レンジでよく使うオプション機能、「適切な温度で温め」「飲み物温め」「生解凍・半解凍」

2011/10/15 19:30

電子レンジ調査機関のマイボイスコムは2011年9月27日に家庭用調理機器の一つ、電子レンジに関する調査結果を発表した。それによると調査対象母集団では、電子レンジを保有している人は9割強に達していた。そのうち約1/4は単純な電子レンジ機能のみのタイプ、1割強は「スチームオーブンレンジ」(空気では無く高温の過熱水蒸気を使って調理を行うレンジ)タイプを所有していた。そして基本の「時間指定で温める」以外で良く使われている機能としては、「適切な温度で温め」「飲み物温め」「生解凍・半解凍」が上位に挙げられている(【発表リリース】)。

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今調査は2011年9月1日から5日にかけて、インターネット経由で行われている。有効回答数は1万2137人。男女比は47対53で、年齢階層比は10代1%・20代11%・30代29%・40代32%・50歳以上27%。グラフに反映されている回答値(公開値)は純粋な計測値に、2010年3月の住民基本台帳の性別・世代別人口構成比に合わせたウェイトバックが行われたものである。

電子レンジの所有状況を尋ねたのが次のグラフだが、6年前の前回調査と同様に、「未保有」の回答は誤差のレベルでしかない。ほとんどの人が何らかのタイプを保有している。

↑ 所有電子レンジのタイプ
↑ 所有電子レンジのタイプ(再録)

そしてそれらの電子レンジに、基本機能の「時間指定で温め」以外にはどのような機能が付いているのかを聞いた結果が次のグラフ。

↑ 時間指定で温める以外にどのような機能がついているか(電子レンジ所有者限定、複数回答)
↑ 時間指定で温める以外にどのような機能がついているか(電子レンジ所有者限定、複数回答)(再録)

半数超えは「生解凍・半解凍」「飲み物温め」。いわゆる「単純な電子レンジ機能のみ」タイプでも実装されているもので、「ちょうどよい温度に自動で温め」も合わせ、これらの機能があれば冷凍食品の利用やホットドリンクを創るなど、必要最小限のニーズは満たせることになる。

それでは「実装されている機能」では無く、(装備している上で)よく使われているのはどのような機能なのだろうか。電子レンジをお持ちの人なら誰でも心当たりはあるはずだが、「ついているが使っていない、たまにしか使わない機能」も少なくない。あるいは「そのような機能があったとは」と、説明書を読み返してはじめて気がつく機能もあるかもしれない。

↑ 時間指定で温める以外にどのような機能を使う事が多いか(電子レンジ所有者限定、複数回答)
↑ 時間指定で温める以外にどのような機能を使う事が多いか(電子レンジ所有者限定、複数回答)

所有レンジについていない機能は使えないので、原則として各項目は一つ上のグラフより少ない値となる。一番多く使われているのは「適温に自動で温め」。装備率としては3番目だが、もっともよく使われており、需要は高いことが分かる。次いで「飲み物温め」「生解凍・半解凍」が続き、ここまでが2割超えのライン。15%超まででくくると「温度指定温め」「解凍温め」が加わり、これらが「よく使われる電子レンジのオプション機能ベスト5」ということになる。

逆に1割以下の回答率項目を見ると、「あれば便利だが無くても特に困らない」「他の調理機器で十分代用できる」「使用中に電子レンジが埋まってしまうことを考えると、他のもっと重要度の高い『お仕事』を任せた方が良い」的なものが多い。概して「あれば便利だが-」の類は、「存在して欲しいもの」「使いたいもの」の影に隠れてしまうものだ。

せっかくなので「装備機能」と「多様機能」を組み合わせてグラフを再構築してみることにした。各機能の利用度・有効活用度がすけて見えてくる。

↑ 時間指定で温める以外にどのような機能を使うことが多いか(電子レンジ所有者限定、複数回答)(機能がどれほど多用されているか)
↑ 時間指定で温める以外にどのような機能を使うことが多いか(電子レンジ所有者限定、複数回答)(機能がどれほど多用されているか)

基本の「時間指定で温める」以外では、「適温に自動で温め」がもっとも有効活用されているのが分かる。次いで意外にも「温度指定温め」が実装機保有者では多く活用され、機能が備わっている電子レンジは4割足らずだが、ニーズが高めであるのが確認できる。

電子レンジ意外さといえば実装率上位の「生解凍・半解凍」「飲み物温め」以外に「ゆで野菜」も挙げられる。特に「スチームオーブンレンジ」での健康志向方面のニーズと合わせ活用されているのだろう。

調理に興味が無く、単に温めだけで良いのなら、今では数千円の単位で安い電子レンジが手に入る。そこから一歩先に進み、もう少し凝った調理を電子レンジでこなしたいと思ったら、自分の目的に合う機能を選ぶようにしよう。どの機能を選ぶべきか迷ったのなら、あるいは今件最後のグラフの上位にある「生解凍・半解凍」「飲み物温め」「適温自動温め」「温度指定温め」「ゆで野菜」機能を備えたものを選ぶのが無難かもしれない。


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