シニアドライバーがハンドルを握る際の注意事項

2011/10/10 19:30

シニアドライバー高齢化社会が進展するにつれ、高齢者の自動車運転が社会問題としてスポットライトを浴びる。平均的な事例で考えれば、若年層や中堅層と比べ、高齢者層は判断力に劣り、瞬時の判断などの点で自動車事故のリスクを増す可能性が出てくるからだ(もちろん経年による経験、慎重さなどの積み増しによる、リスク軽減効果もある)。【アメリカ疾病対策予防センター(The U.S. Centers for Disease Control and Prevention、CDC)】では(アメリカの事例として)75歳以上のシニアドライバーは特にリスクが高くなると警告した上で、【HealthDay】を介し、高齢者の運転リスクを減らす方法を示唆している。

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・薬剤師、医師に自分が自動車を運転することがある旨を伝え、服用している薬の効用、副作用が運転に影響を及ぼすリスクを確認・相談する。

・毎年視力検査を受け、推挙されたら必ずメガネやコンタクトレンズをつけて、十分な矯正視力を確保する。

・運転を始める前に、旅行プランをしっかりと立て、行き先を明確化する。

・車間距離を十分過ぎるほどに取る(とっさの判断において、若年層と比べてコンマ数秒の遅れの分だけ、大きな距離を必要とする)

・携帯電話をはじめとした不意の音がしないよう、あるいは騒がしい音楽を車内でかけないようにする。必要な音が聴こえなくなるだけでなく、注意がそちらに向けられてしまいかねない。

・出来るならば知人と相乗りをするなり、公共交通機関を利用する。一人で運転すると、多少の無理でも継続走行をしがちである(当然リスクは高まる)。

これはアメリカの事例だが、日本でもほぼ共通する話といえる。例えば【通院している人、どれくらい? 通院率をグラフ化してみる(2010年分反映版)】にあるように、65歳以上の約2/3が通院中で、薬を服用している可能性が高い。そして薬の副作用の中には、自動車運転の妨げになるものも少なくない。

日本では「アメリカほど」自動車の必要性は高くないが、それでも今後はこれまで以上にシニアの自動車運転に絡んだ問題が増えてくる。該当する人は各種決まりや公共機関からの注意事項と共に、上記のリストを頭に入れておき、留意しながらハンドルを握るよう心掛けてほしいものだ。


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