高年収ほどよく信じたがる…米全国・地域報道機関の信頼性の違い

2011/10/03 06:43

ニュース視聴米国大手調査機関【Pew Reserch Center】は2011年9月22日に、ニュースメディアとその利用者の動向に関するレポート【Press Widely Criticized, But Trusted More than Other Sources of Information…Views of the News Media: 1985-2011】を同社公式サイト上で発表した。そこには最新、さらには過去から中長期的に渡る、同国のニュースメディアと利用者の関係、利用者のニュースへの信頼の変移が多数示されており、精査のし甲斐のある内容となっている。今回はその中から、全国向け及び地域(地方)向けニュースの報道機関別信頼度を、いくつかの属性に区分して見て行くことにする。

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今調査に関する調査要目は先行する記事【「事実を伝えている」は25%のみ・アメリカでのニュースへの信頼性をグラフ化してみる】で解説済み。詳しくはそちらで確認してほしい。

そしてその記事にて解説した通り、全体的な信頼性では、全国ニュースより地方ニュースの方が信頼性は高い。


↑ ニュース・発表に対する信頼性(米)(再録)

上記結果のうち全国ニュースの報道機関、そして地方・地域ニュースの報道機関別に、世代と年収別の信頼性を区分して眺めた結果が次のグラフ。どの世代でも「地域・地方ニュース(の機関)の方が信頼できる」ということに違いは無い。

↑ 地域・全国の報道機関の信頼性
↑ 地域・全国の報道機関の信頼性

世代別では中堅層が一番信頼を寄せており、若年層とシニアが低め。特にシニアは全国ニュースでは信頼する人が半数を切っており、強い不信感を抱いていることが分かる。

一方、年収別で見た場合、高年収ほど信頼性が高い。視聴している≒評価対象となる報道、ニュースが微妙に異なっている可能性はあるが(例えば低年収はエンタメ性の強いニュース、高年収は自らの専門分野を中心に伝える専門的なニュース)、年収毎に評価に違いがあること自体は確認できる。

【アメリカ人がいつテレビを見ているのかがひとめで分かる図】【ニュースメディアはテレビ・新聞からインターネットへ…アメリカの10年来動向をグラフ化してみる】にもある通り、少なくともアメリカでは高齢者ほど、テレビや新聞を多用する傾向が確認できている。その上でニュース・報道機関への信頼性が他世代より低いということは、「事実か否かは不確かだ」と有る程度割り切った上で、ニュースを視聴拝読しているのかもしれない。

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