【更新】欧州では財務的に軟調な複数国が七転八倒中…海外投資家、8週連続の売り超し(11/09/26)

2011/09/26 19:30

東京証券取引所は2011年9月26日、2011年9月12日から9月16日(9月第2週)における株券の投資部門別売買状況を発表した。それによるとこの週に外国人投資家が株を売った総額は3兆2906億5999万9000円なのに対し、買い総額は3兆1898億5175万4000円となり、差し引き1008億0824万5000円の売り超しとなった。これは先週から続いて8週連続の売り超しとなる。なお法人は買い超しを継続、個人は売り超しに転じ、証券会社は買い超しを継続している([最新発表リリース、PDF])(※今件記事はすべて東証第一部のみに限定した値であることに注意)。

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9月12日から9月16日における各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……4490億3087万9000円/6611億9286万5000円(2121億6198万6000円買超)
・個人……8947億2155万9000円/7858億6607万4000円(1088億5548万5000円売超)
・外国人……3兆2906億5999万9000円/3兆1898億5175万4000円(1008億0824万5000円売超)
・証券会社……808億0545万3000円/810億5979万8000円(2億5434万5000円買超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、この5週間における外国人投資家の動向は次の通り。

8月15日-19日……1596億5208万6000円売超
8月22日-26日……2158億3132万3000円売超
8月29日-9月2日……556億2873万2000円売超
9月5日-9日……5337億1251万8000円売超
9月12日-16日……1008億0824万5000円売超

該当週も先週同様に、日経平均株価では夏期期間から継続している狭いレンジの中でのもみ合いに終始しており、相場全体もそれに近しい流れを見せている。底値あたりでは安値感も出て多少は買われて持ち直すものの、積極的な買い材料があるわけでもなく、すぐに失速。さらに欧米での債務問題絡みのリスクが積上げられ、世界的にリスク回避の流れが進んでおり、次第にレンジの上値が抑えられている感は否めない。

為替動向は相変わらず対ユーロを中心に、激しい円高が続いている。そのユーロ圏ではギリシャをはじめ財務的に軟調な複数国が七転八倒中で、かれらに対する支援調整が続いているが、支援をする側の国も首が回らない状態。雰囲気はともかく、現実的な状況は決して改善されていない。タイミング的には3年前のリーマンショックを起因とした「ブラッディオクトーバー」の再来さえ予見され、あまり良い雰囲気とはいえない。しかし今はただ、事態の推移を見守るしかないことに違いは無い。

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