【更新】間もなく発売・「プラレールアドバンス」の新着情報を探る

2011/09/25 12:00

プラレールアドバンス以前【「プラレール」のレールをそのまま複線利用・「プラレールアドバンス」登場】で紹介した、【タカラトミー(7867)】から2011年10月発売予定の鉄道玩具「プラレールアドバンス」について、その発売を前にいくつか新情報が明らかにされつつある。今回はそれらの新情報を拾い集めてみることにする。

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↑ おもちゃショーでのプロモーションを撮影した動画。
↑ おもちゃショーでのプロモーションを撮影した動画。【直接リンクはこちら】

「プラレールアドバンス」は既存の「プラレール」のレールをそのまま「複線」として使う(言い換えれば「片面」だけで電動走行する)、ミニサイズな鉄道玩具。車両バッテリーには単四乾電池を用いる(利用者が交換可能)。

主な特徴は次の通り。

1.デザインの進化:「プラレール」のようなディフォルメはせず、実車さながらのリアルなデザインを表現(車両の幅は約2センチ、高さは約3センチ。長さは94ミリ前後と説明されている。スケール的にはほぼNゲージ=1/150サイズ)。
2.走行性能の進化:進行方向(前進、後進)を上部に配されているスイッチを用いて切り替えることができる。
3.既存のレールをそのまま使用:「扱いやすく」、「低価格」で手軽に楽しめる(一部使えないレール、情景部品あり)。
4.車両ラインナップは、現在活躍中のものだけでなく、大人にとって懐かしみを覚える種類も登場。

現在10月の発売開始時に展開されるラインアップとしては、「N700系3000番代新幹線スターターセット(一循環のレール、駅、新幹線一編成)」の他、「0系新幹線」「500系新幹線」、そして【新幹線のお医者さんを模した駅弁「ドクターイエロー弁当」発売】で紹介した「923形3000番代ドクターイエロー」など新幹線ファミリーの編成セット。そして「E231系500番台山手線」「485系特急電車」「南海ラピート」のような一般路線の編成車両が「先頭車両×2」「中間車両×2(うち1両は電池・モーターが配される『電源車両』)」の組合せで発売予定。

↑ ラインアップの一部。
↑ ラインアップの一部

その他「プラレールアドバンス」専用のレールとして「ストップレール」「クロスポイントレール」、情景アイテムとして「対向式駅」が発売予定。その他のレールは【プラレールアドバンス続報、東京おもちゃショー2011で展示中だヨ】でも触れているが、既存の「プラレール」のレールなどをそのまま複線用の「プラレールアドバンス」向けアイテムとして活用できる(傾斜レールやポイントレール、車両コントロール情景部品は使用不可)。

↑ 「プラレール」のレールの多くはそのまま流用できる
↑ 「プラレール」のレールの多くはそのまま流用できる

「プラレールの片側の溝で、どのようにして列車を走らせるのか」というのが「プラレールアドバンス」登場時の疑問の一つでもあった。今件について[公式サイトの「徹底解剖ページ」]では背面の写真が公開され、その秘密が明かされている。

↑ フランジを設けることで対応。結果としてプラレールよりリアルな機構となる
↑ フランジを設けることで対応。結果としてプラレールよりリアルな機構となる

実車両のフランジ要は「片側の」レールの溝(の縁)に車輪を載せる形で走行させるというものだ。通常のプラレールでは両方の車輪をレールの溝にはめ込んで安定させ、その上で走行させる。ところが「プラレールアドバンス」ではその溝の片方のみを使うため、同じ仕組みが使えない。そこで車輪部分に、本物の鉄道列車やNゲージなどの精密な鉄道模型同様に「出っ張り(フランジと呼んでいる)」を設け、脱線しないように内側から押さえつける仕組みを採用している。レール走行の機構面でも、プラレールよりリアル化したというわけだ。

「プラレールアドバンス」の実物はすでに東京おもちゃショーや、その後の7月20日から5日間にかけて開催された[鉄道模型ショウ2011]、8月に開催された【国際鉄道模型コンベンション】で公開され、その雄姿がいくつかの動画として掲載されている。公式サイトで確認できる動画と合わせ、一部で懸念されていた「カーブ部分で内側・外側車両が並行あるいは対抗走行すると接触するのではないか」との問題は、長さを「プラレールよりはリアルな縮尺上の長さに近いが、Nゲージほど縮尺に完全に合わせた長さでは無い」94ミリとすることで、「見たこともない間隔でギリギリすれ違い」(公式動画の表現)を可能としたようだ。


↑ 国際鉄道模型コンベンションにて。
↑ 国際鉄道模型コンベンションにて。【直接リンクはこちら】

車両ラインアップを見る限り、とりあえずはNゲージや既存のプラレールで人気のある車種を一編成単位で提供し、その後状況と需要に応じて種類を拡張していくように見える。一方で公式サイトには「プラレールアドバンスとTOMIX(タカラトミーの鉄道模型ブランド。特にNゲージをメインに据えている)の建物を組み合わせると、さらに発展した遊びが楽しめます」という表記やTOMIXサイトへの誘導があることから、同社の鉄道模型(Nゲージ)の周辺アイテム、さらには多くが同一スケールで構築された、「鉄道コレクション」をはじめとする同社の【ジオコレ】との相乗効果を狙う思惑が見え隠れしている。

↑ Nゲージ用の建物との融和が提案されている
↑ Nゲージ用の建物との融和が提案されている

もちろん「プラレールアドバンス」独自の情景アイテムも今後さらに登場するだろうが、事実上Nゲージで展開されているだけに、元々Nゲージで様々なアイテムを提供しているタカラトミーの強さがさらに発揮されることになる。

公式サイトには「お子さまはもちろん、鉄道に興味のある全ての方が楽しめます」という表現が使われている。また第一報のリリースでも「一度”プラレール”を卒業した人たちにも再び出会えるような “大人も楽しめるプラレール”をコンセプトに開発を進めました」「車両ラインナップは、現在活躍中のものだけでなく、大人の方にとって懐かしい種類も登場」とある。価格の手頃さと適度なリアリティなども合わせ、むしろ大人が夢中になりそうな雰囲気は十分に感じられるシリーズといえる。10月の発売を楽しみに待つ人も多いに違いない。


JR 東日本商品化許諾済 JR 西日本商品化許諾済 南海電気鉄道商品化許諾済
(C) TOMY 「プラレール」は株式会社タカラトミーの登録商標です。

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