新聞の折り込みチラシ、もっともよく読まれるのは?

2011/09/19 06:31

チラシマイボイスコムは2011年8月26日、新聞の折り込みチラシに関する調査結果を発表した。それによると調査母体においては、約3/4の世帯・個人で現在新聞を購読していることが分かった。また新聞購読者の約6割が定期的にチラシを見ている。そしてチラシを読む人において、もっともよく読まれているのはスーパーのチラシだった(【発表リリース】)。

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今調査は2011年8月1日から5日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万2456人。男女比は45対55、年齢階層比は10代2%・20代11%・30代28%・40代32%・50歳以上27%。回答値には2010年3月の住民基本台帳の性別・世代別人口構成比に合わせてウェイトバックが行われている。

先に【新聞購読率約73%、そのうちチラシをほぼ毎日見る人は6割近く】で解説したように、調査母体においては新聞を読んでいる人は7割強。そしてその新聞購読者のうち9割近い人が、(頻度の違いはあれど)折込チラシを見ていると回答した。

↑ 家庭・個人で現在新聞を購読しているか(紙限定)
↑ 家庭・個人で現在新聞を購読しているか(紙限定)(再録)

↑ 新聞の折込チラシを見るか(直近半年の頻度、新聞購読者限定)
↑ 新聞の折込チラシを見るか(直近半年の頻度、新聞購読者限定)(再録)

それではそれらチラシを読む人達は、具体的にどのような店舗・企業が出しているチラシに注目し、目を通しているのだろうか。「よく読むものは」という設問、つまり「高い頻度で」「積極的な意思を持った上で」読むチラシを複数回答で聞いた結果が次のグラフ。トップについたのは「スーパーのチラシ」で実に8割超えの値を示していた。

↑ 内容をよく読むのはどのようなチラシか(複数回答、チラシを見る人限定)(回答率1割以上のみ抜粋)
↑ 内容をよく読むのはどのようなチラシか(複数回答、チラシを見る人限定)(回答率1割以上のみ抜粋)

以前【いざスーパー いやその前に チラシ見る】で別会社の調査結果として、スーパーに出かける際に取る行動に関する調査結果を呈したが、トップについたのは「新聞の折り込みチラシ(から情報を得ておく)」だった。ウェブサイトのチェックや口コミ情報もそれなりの回答率を示しているが、チラシの活用度はダントツの高さを見せている。

↑ スーパーマーケットに行く前に、あらかじめ情報を得ておくことはあるか(複数回答)
↑ スーパーマーケットに行く前に、あらかじめ情報を得ておくことはあるか(複数回答)(再録)

電子チラシの普及、そして主にスーパーを活用する主婦層にもモバイル端末が浸透しつつあることから、電子チラシの需要も急速に高まりを見せている。とはいえ、未だに気軽さという点ではチラシの方が上、という認識には違いない(だからこそ【新聞販売店経由でチラシ「のみ」を届ける「とどくる」、公式サイトオープン】のようなサービスも生まれ得る)。

第二位はホームセンター、第三位はドラッグストア、一つあけてディスウントストアが上位についているが、これらはいずれも「大量雑貨販売店」であり、品ぞろえなどに違いはあれど、性質的にはスーパーに近いものがある。それは同時に「お買い得品を伝えるチラシの需要」がスーパー同等に発生しうることをも意味する。

リリースによれば「女性の方が比率が高い」という言及があり、買い物においてはチラシに目ざとい女性陣の動向が確認できる。一方で「家電・AV機器」「自動車・バイク・カー用品」は男性の方が高い値を示しているとの説明もあるが、これは主要ターゲットが男性なのだから、当然ともいえる。



チラシ昨今では単に安売りなどの情報提供だけでなく、値引きのチケット・クーポン付のものや、QRコードで誘導してさらなるお得情報を提供するものも増えてきた。色々な付加価値をつけ、チラシはさらに進化を続けている。

一方で本文中にも挙げた電子チラシやチラシのみを配布するサービスの登場、そして「押し紙」問題、さらにはインターネット通販の利用率の高まりなど、新聞折り込みチラシの足元を揺るがすような動きも色々と見受けられる。

今後チラシがどのような道のりを歩み、変わっていくのか。新聞を購読し続けている人は、その視点からもチラシを眺めてみると面白いかもしれない。

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