新聞購読率約73%、そのうちチラシをほぼ毎日見る人は6割近く

2011/09/16 06:42

チラシマイボイスコムは2011年8月26日、新聞の折り込みチラシに関する調査結果を発表した。それによると調査母体においては、約3/4の世帯・個人で現在新聞を購読していることが分かった。また新聞購読者の約6割が定期的にチラシを見ていることも判明している。(チラシが入っている新聞で)チラシを見ていない新聞購読者は1割にも満たない(【発表リリース】)。

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今調査は2011年8月1日から5日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万2456人。男女比は45対55、年齢階層比は10代2%・20代11%・30代28%・40代32%・50歳以上27%。回答値には2010年3月の住民基本台帳の性別・世代別人口構成比に合わせてウェイトバックが行われている。

新聞の購読率については多様な機関の調査結果が発表されているが、例えば【新聞購読率減退中、増えているのは高齢者のみ】では約4割で減退中・高齢者は増加、【5年の間にこれだけ変わる…テレビ視聴と新聞購読時間の変移をグラフ化してみる(2011年版情報通信白書より)】では若年層の購読時間が過去5年間で著しく減少などのデータが出ている。

今件調査では新聞購読率は73.2%。約3/4の家庭・個人で現在新聞を購読しており、もっとも多くの人が目を通しているのは朝日新聞という結果が出ている。

↑ 家庭・個人で現在新聞を購読しているか(紙限定)
↑ 家庭・個人で現在新聞を購読しているか(紙限定)

新聞の発行部数を比較した【読売1000万部維持、毎日は前期比マイナス2.36%…新聞の発行部数などをグラフ化してみる(2010年後期分データ更新・半期分版)】では「読売」「朝日」「毎日」「日経」「産経」の順で、多少の順位変動、特に「朝日」と「読売」の立ち位置の違いが気になる。これは多分に読売新聞が世帯・個人売りの他、例えばホテルロビーや銀行などの商業施設向けの販促にも力を入れている結果と思われる。

また特定名詞が挙げられている新聞以外の「その他地方紙」が第三位に収まっているが、これは【「全国紙」の都道府県別トップシェア新聞を地図化してみる】で解説しているように、東京・大阪近辺以外ではその地域地域の情報がメインを占める地方紙のシェアが圧倒的なことの裏付けにもなる。

それではそれら新聞購読者は、折込チラシに目を通しているのだろうか。

↑ 新聞の折込チラシを見るか(直近半年の頻度、新聞購読者限定)
↑ 新聞の折込チラシを見るか(直近半年の頻度、新聞購読者限定)

6割近い人が新聞と共にほぼ毎日チラシに目を通し、5%強の人が数日間分をまとめて見ている。合わせると新聞購読者のうち6割強は、定期的にチラシを読んでいることになる。新聞購読者にタイムラグが出来るだけ少ないように情報を知らしめたい時にチラシを使う場合は、「購読者」数の6割がけをして計算をすれば(少なくとも今統計結果に基づいた上でなら)大まかな値が出せることになる。

残りのうち1/4ほどは「たまに見る」だが見ていることに違いは無い。見ない人、元々チラシが入っていない新聞を取っている人は合わせても1割ほど。新聞の折り込みチラシは、それなりに高い公知効果があることが見て取れる。

実際、例えば【いざスーパー いやその前に チラシ見る】にもあるように、スーパーに足を運ぶ前にチラシに目を通す人が「全体の」5割強に登っているという結果を見ても、特に小売店の情報源としてチラシは有益な働きを示している。リリースでも「折込チラシを見る人は、女性や30代以上で9割超と多くなっています」とあり、よく使われる利用用途が推し量れるというものだ。

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