【更新】為替は欧州方面の政策の混沌ぶりで大きく値ぶれする場面も…海外投資家、6週連続の売り超し(11/09/08)

2011/09/08 19:30

東京証券取引所は2011年9月8日、2011年8月29日から9月2日(8月第5週)における株券の投資部門別売買状況を発表した。それによるとこの週に外国人投資家が株を売った総額は3兆5177億9910万2000円なのに対し、買い総額は3兆4621億7037万0000円となり、差し引き556億2873万2000円の売り超しとなった。これは先週から続いて6週連続の売り超しとなる。なお法人は買い超しを継続、個人は売り超しに転換、証券会社も売り超しに転じている([最新発表リリース、PDF])(※今件記事はすべて東証第一部のみに限定した値であることに注意)。

スポンサードリンク


8月29日から9月2日における各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……3890億8626万5000円/6047億4500万8000円(2156億5874万3000円買超)
・個人……8838億9029万6000円/8601億0700万3000円(237億8329万3000円売超)
・外国人……3兆5177億9910万2000円/3兆4621億7037万0000円(556億2873万2000円売超)
・証券会社……822億7379万2000円/822億3913万1000円(3466万1000円売超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、この5週間における外国人投資家の動向は次の通り。

8月1日-8月5日……3049億1112万0000円売超
8月8日-8月12日……3224億0544万5000円売超
8月15日-19日……1596億5208万6000円売超
8月22日-26日……2158億3132万3000円売超
8月29日-9月2日……556億2873万2000円売超

該当週は8月に入ってから生じている、日経平均株価における狭いレンジ間でのもみ合いの天井と、そこから下げる部分の領域に該当している。8500円近辺まで下がるとさすがに買いは入るものの、国内外ともに積極的に買うだけの材料は見つからず、むしろくすぶっているマイナス材料ばかり積み重なっている状態で、9100円を超えたあたりで息絶えてしまうというパターン。

為替動向も海外、特に欧州方面の政策の混沌ぶりで大きく値ぶれする場面も見受けられるが、それに伴い株価も振り回される状況が続いている。また全般的には大型主力銘柄(特に輸出関連)が年初来最安値を更新するなど、市場の雰囲気は決して良いものではない。

今回計測週では外国人投資家以外に個人・証券会社も(東証一部に限れば)売り超しに転じている。その分外国人投資家の売り超し額が減じており、何らかの転換点的な動きにも見受けられる。次週以降の「流れ」を注意深く見守りたいところだ。

スポンサードリンク




▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2017 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー