トラウマによるストレスへの対処法

2011/09/07 19:30

ストレス生死の境目レベルの危険な出来事や、非常に恐ろしい出来事(人為的なものに限らず自然発生的なものも含む)を自ら体験、さらには目撃した場合、心的外傷性(トラウマ)によるストレス反応を起こす場合がある。アメリカ心理学会(the American Psychological Association)では【HealthDay】を介し、このような状況に対応するため、次のような提言を行っている。

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・状況から回復し、精神的にいやされるまで十分な時間をかける。あせらず、回復には時間がかかることを認識する。

・状況の回復を支援してくれる友人や家族に連絡を入れる。そして自分自身にもっとも容易なコミュニケーションの手法を見つける。

・心的外傷性ストレスを経験した人を手助けする、社会支援グループのあるなしを自分の近所で探してみる。訓練を受けたプロが率先しているグループを探す(「自分の近所」とは、自分で足を運ぶため)

・適度な運動や休息、健康的で規則正しい食生活など、運動や食生活の面からのストレス解消・対処法を取り入れる。

・毎日実行できる日課を創る(日々の生活に定期循環的要素を組み込み、それを果たすことで、自分自身が「ストレスを感じた非日常性の時間」では無く、日常の平穏無事な時間にいることを実感するため)

・可能ならば他人を手助けしようとする。そのことで自分自身の感情をコントロールする感覚を取り戻すことが出来る。

・心的外傷性ストレスからの回復過程においては、人生、あるいは日常生活を変えるような決定はしない(極力「平凡で平穏な日々」の状態を維持するよう心がける)。

・フラッシュバックや悪夢、その他、日常生活において弊害となりうる心的外傷性ストレスの症状が継続する場合、その分野の専門家の門戸を叩く。

結局のところ自分自身で対処できない場合、最終的には最後の項目にいきつくのだが、そこまでたどり着かずに済むのなら、それに越したことはない。基本は「あせらずゆっくりと」「自分が(トラウマを生じた非日常では無く)日常生活に居ることを、自覚できる状況を積極的に創り出していくこと」にある。

もっとも素人判断は厳禁。少しでも危ういと判断したら、専門医に相談すること。その行為自身を「安心」のお守り代わりとして、解消に役立てることもできるのだから。

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