【更新】スマートフォンの有料アプリ、選択時の最重要事項は「価格」

2011/09/04 06:42

スマートフォンクロス・マーケティングは2011年8月29日、スマートフォンユーザーの利用性向などに関する調査結果を発表した。それによるとスマートフォンを利用している調査母体のうち、有料のアプリケーション(アプリ)をダウンロードしている人においは、9割近い人が有料アプリの選択の際に「価格」を重視していることが分かった。「価格」以外の上位重要視項目には「評価コメントの内容」「内容が理解できる説明文があること」「イメージ画像があること」などが並んでいる([発表リリース])。

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今調査は2011年5月20日から22日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1250人。18-49歳の男女を対象に、現在プライベートでスマートフォンを保有・加入している人を対象にしている(会社支給のみの場合、複数台所有者は対象外。ただし従来型携帯電話との併用は回答対象)。また、4年以上の人も対象外。男女比は1対1、年齢階層比は20代・30代・40代が400人ずつ・18-19歳は男性30人・女性20人。

以前【スマートフォンのアプリ、無料有料のダウンロード傾向の違いを探る】でも解説したが、今調査母体での有料アプリのダウンロード率は47.4%。約半数程度となっている。

↑ アプリケーションダウン率(1つでも)
↑ アプリケーションダウン率(1つでも)(再録)

そこでその有料アプリダウンロード体験者に対し、有料アプリを選択する際の重視度を、各主要項目について尋ねた結果が次のグラフ。最大重視項目は「価格」で、「重視する」「やや重視する」を合わせると9割近い人が同意を示している。

↑ 有料アプリをダウンロードする際の重視度(有料アプリを1つ以上ダウンロードしている人限定)(アプリストアでの情報)
↑ 有料アプリをダウンロードする際の重視度(有料アプリを1つ以上ダウンロードしている人限定)(アプリストアでの情報)

↑ 有料アプリをダウンロードする際の重視度(有料アプリを1つ以上ダウンロードしている人限定)(重視する+やや重視するの値)(アプリストアでの情報)
↑ 有料アプリをダウンロードする際の重視度(有料アプリを1つ以上ダウンロードしている人限定)(重視する+やや重視するの値)(アプリストアでの情報)

何はともあれまず価格、という選択基準はアプリに限った話ではないが、やはり有料アプリでも最優先事項として挙げられる。重視しない人はほぼ皆無に等しい。アプリ提供側からすれば収益に直接結び付く話ではあるが、それでもしばしば「特別価格」として値が下げられるのも理解できる。

注目すべきは第二位と第三位に関する2つの事実。それぞれ「評価コメントの内容」「内容が理解できる説明がある」だが、まず「提供側は極力分かりやすい説明文を提示する必要がある」のが一点。そしてもう一つは、「アプリ提供側の情報」よりも「第三者が書き込んだ情報」の方が、有料アプリ選択の際には重視されているという結果。いわゆる口コミ情報の力が再認識できる。

他にもメーカーや製作者、タイトル名、アイコンのデザインなどは「それほど」強くは意識されない(それなりに配慮は必要)なども気になる点ではある。ともあれアプリ提供側として「評価コメント」は左右することはできないので、「価格」「説明文」「イメージ画像」などを、アプリストアに展開する際には強く意識しておく必要があろう。

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