SNS利用者はネットユーザーの2/3、頻繁利用は4割超…米SNSの利用動向をグラフ化してみる

2011/08/29 06:41

ソーシャルメディアアメリカの調査機関【Pew Reserch Center】は2011年8月26日、アメリカにおけるSNS(ソーシャルネットワーキングサイト、Social Networking Sites、狭義のソーシャルメディアでMySpaceやFacebookをLinkedInを指し、ツイッターやブログ、掲示板などは含まない)の利用性向調査結果を発表した。今回はそのうち、直近データにおける属性別と、この数年間での利用動向推移について見て行くことにする(【発表リリース】)。

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今調査は2011年4月26日から5月22日にかけて、18歳以上の人に対して電話(固定電話と携帯電話)でRDD形式(Random Digit Dialing、乱数で創り出した番号に電話をかける方法)によって選択された対象に、英語とスペイン語で行われたもので、有効回答数は2277人。回答時に利用した電話は、固定電話は1522人、携帯電話は755人。インターネットを利用している人は1701人(74.7%)。携帯電話保有者は1914人(そのうちスマートフォンは688人・それ以外の一般携帯電話は1226人)、ツイッターなどのソーシャルメディア利用者は1015人。さらに性別・年齢・教育経歴・人種・使用言語などの各種区分において、アメリカの国勢調査結果に基づいた調整が行われている。

まずはSNSの利用性向推移。利用経験がある人と、昨日利用した人=頻繁に利用している人の回答率推移を示したのが次のグラフ。インターネット利用者限定なので社会全体比で考える場合は随分と割り引く必要があるが、それでもこの二、三年に急激な増加を見せているのが分かる。

↑ SNSの利用経験と頻繁利用(ネット利用者限定)
↑ SNSの利用経験と頻繁利用(ネット利用者限定)

この6年間で利用経験者は約8倍、頻繁利用者は約21倍にまで増加。ちょうどこの前後で「Facebookの躍進」(も含めたソーシャルメディア全体の飛躍)「モバイル系端末の普及加速化」が始まっており、それに合わせた増加とみることができる。

2011年時点では頻繁利用者は43%。この時点でのインターネット利用率は74.7%なので、非常にざっくばらんな計算だが、全米の3割強の大人がほぼ毎日のようにSNSを利用していることになる。

直近データを属性別に見たのが次のグラフ。

↑ SNSの利用経験(ネット利用者限定)(属性別)
↑ SNSの利用経験(ネット利用者限定)(属性別)

男女別ではやや女性の利用率が高く、世代別では明らかに若年層の方が高い利用率を見せている。しかし学歴や年収別での差異は無い。掲載は略しているが、人種や居住地域でも差異は確認できず、SNSの利用にこれらの要素は関係の無いものと判断することが出来る。

上記でも少し触れたが、元々モバイル系端末と相性の良いSNS(とそれを含むソーシャルメディア)は、相互に深い関係にある。今後さらにモバイル系、特にスマートフォンが普及していくにつれ、SNSの利用率、頻繁利用者率も増加していくに違いない。


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