エアコンの 設定温度は何度かな 「28度」が三分の一

2011/08/29 06:40

エアコン東京工芸大学は2011年8月22日、家庭での節電に関する意識調査結果を発表した。それによると調査母体における、今年の夏の自宅利用時のエアコン設定温度は「28度」とした人がもっとも多く、36.2%に達していた。次いで「27度」「26度」と続いている。一方で16.1%の人は「自宅ではエアコンは使わなかった」と回答している(【発表リリース、PDF】)。

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今調査は2011年7月25日から28日にかけて携帯電話を使ったインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1000人。男女比は1対1、年齢階層比は20代・30代・40代・50代で均等割り当て。

先に【節電対象の家電はトップがエアコンで約7割、次いで照明・テレビ】でも解説しているが、家庭内での節電対象としてもっとも注目されているのは「エアコン」で、7割強の人が節電対策をしたと答えている。

↑ 使用する際に節電を心がけている(または、節電の為に使用を控えている)家電(複数回答)(上位10位まで)
↑ 使用する際に節電を心がけている(または、節電の為に使用を控えている)家電(複数回答)(上位10位まで)(再録)

それではそのエアコンについて、自宅の設定温度はどの程度にしていたのだろうか。夏に入る前の啓蒙運動や報道では28度を推奨していたが、今調査母体でも28度が最多回答項目となった。

↑ 今年の夏の自宅のエアコン設定温度(単一回答形式)(「16度以下」-「22度」を全部まとめて「22度以下」として集計)
↑ 今年の夏の自宅のエアコン設定温度(単一回答形式)(「16度以下」-「22度」を全部まとめて「22度以下」として集計)

ちなみに「クールビズ運動」で推奨されているオフィスの室温は28度。「仕事先の温度に自宅も合わせ、身体の変調を防ごう」という発想、あるいは単に「面倒だから一緒にしておこう」ということなのかもしれない。また、一度下の27度と合わせると、「27度-28度」で約6割に達している。湿度や環境の違いで「28度では少々辛い」という場面もあることを考慮すれば、臨機応変に「27度-28度」の領域で設定、とするのが「賢い節電」スタイルといえる。

一方「エアコンは使わず」という人も16.1%に登る。昨年以前のデータが無いので比較のしようが無いが、【エアコン普及率をグラフ化してみる(2011年分データ反映版)】で記したエアコン普及率と比較すると、単に「エアコンが無いから使いようが無い」以外に「エアコンは有るけどあえて使わなかった」人が数%は居ることが推測される。電気代以外に「節電のため」とばかりにスイッチを入れなかったのだろうが、体調と相談した上で判断してほしいものだ。

なお類似の設問として、2年ほど前に別調査機関の結果だが【エアコンの設定温度、男女差は大体何度?】を記事として載せている。調査元を再確認したが2010年・2011年は同等の調査をしていないので、この記事のデータが最新のものになるが、それによると2009年時点では「男性……25度-28度」「女性……26度-28度」がボリュームゾーンとなっている。

夏のエアコンの設定温度は?(2009年版)
↑ 夏のエアコンの設定温度は?(2009年版)(再録)

女性の方がやや高めだが、今年の基準設定温度「28度」はギリギリボリュームゾーンに該当する。「暑くは無いけど『涼しい』には少々ほど足りないかな」と感じる人が多かったに違いない。


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【「クーラー28度」の根拠はどこに?】

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