小学生にケータイ持たせてる? 保有率は15%・高学年女子でも1/3程度

2011/08/16 06:21

小学生の携帯GABAは2011年8月2日、Gabaこどもマンツーマン英会話(Gaba kids)による調査「子どもの教育に関する保護者の意識調査」の結果を発表した。それによると末子が小学生の男女から成る調査母体においては、その子供に携帯電話を持たせている親は約15%であることが分かった。低学年では7%強でしかなく、高学年になると1/4近くにまで達している。また男子よりも女子への方が携帯電話を持たせる割合は高く、高学年女子では3割強という値が出ている(【発表リリース】)。

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今調査は2011年7月9日から13日にかけて、携帯電話を用いたインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1000人分。末子が小学生の、30歳から59歳の男女を対象としており、男女比(父親・母親)は1対1、対象末子の学年区分は低学年(1・2年)・中学年(3・4年)・高学年(5・6年)でほぼ均等割り当て。

機動性の高い情報取得・伝達ツールとして、今や携帯電話は日常生活に欠かせないアイテムとなりつつある。そしてスマートフォンの急速な浸透は、さらにその「携帯生活」に大きなインパクト・変化をもたらしつつあるのが現状。それではそのような「モバイル社会」で将来一人前の大人となって社会の荒波にもまれていくであろう小学生に対し、親はどの程度の比率で保有を許諾しているのだろうか。今調査母体では全体で15.3%、男子に対して11.8%・女子18.8%という結果が出た。

↑ 小学生の子供に携帯電話を持たせているか(「はい」の回答率)
↑ 小学生の子供に携帯電話を持たせているか(「はい」の回答率)

小学生へ携帯電話を持たせる意味合いとしては、単純に玩具として、社会勉強として、親との意思疎通ツールとして、防犯のためなど様々な意味合いが考えられる。そして小学生が自らのお金で調達するのはまずあり得ないので、必然的に携帯電話保有の是非は「親の判断」となる。低学年よりも高学年の方が分別がついていると推測できる、男子よりも女子の方が防犯面で心配など、保護者側の心境がそのまま携帯電話保有率(=保護者側の保有許可率)に反映される形となっている。

これを学年区分・男女別にみたのが次のグラフ。

↑ 小学生の子供に携帯電話を持たせているか(「はい」の回答率)(男女・学年区分別)
↑ 小学生の子供に携帯電話を持たせているか(「はい」の回答率)(男女・学年区分別)

中学年で男女差が無くなるのは誤差によるものか、あるいはたまたまなのかは不明だが、少々イレギュラーな感は否めない。それをのぞけば女子小学生の保有率は男子のそれの2倍前後に達しているのが確認できる。元々この世代では男子より女子の方が成熟で、携帯電話などの「大人が持つ道具」への関心も強くなることや、防犯の観点で考えれば、このような結果が出るのは当然といえよう。

似たような調査は数多く行われているが、例えば【小学生までの子供にケータイ持たせる親は1/4、スマートフォンは1.7%】【「まだ早い」「進学したらOK」…小学生までの子供に「携帯ダメ」の親は3/4】でも同じような結果か出ている。やはり防犯目的で持たせることはあってもまだ少数派で、許可が本格的に降りるのは中学生以降と考えた方が良いだろう。

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