パソコン・携帯・スマートフォンでのツイッターの利用傾向をグラフ化してみる

2011/08/04 06:52

ツイッターNTTレゾナントは2011年8月1日、gooリサーチによる「メディア利用状況の調査」の結果を発表した。それによると調査母体においては、ツイッターをはじめとしたいわゆる「ミニブログ」の利用状況は、パソコン経由で閲覧が3割近く、情報発信が1割強であることが分かった。一方スマートフォン保有者の場合はそれぞれ4割・3割近くに達しており、スマートフォンとミニブログの相性の良さが確認できる結果となっている(【発表リリース】)。

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今調査は2011年5月25日から30日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1499人。男女比は52.8対47.2.年齢階層比は10代:16.5%、20代:18.2%、30代:21.4%、40代:16.1%、50代:15.6%、60代以上:12.1%。

今調査ではデジタルメディアに限らず多方面のメディアに対するリサーチを行っているが、今回はデジタルメディアとツイッターをはじめとしたミニブログの関係にスポットライトを当ててみる。次のグラフはパソコン(PC)・携帯電話(スマートフォン以外)・スマートフォンそれぞれの保有者に対する、ツイッターなどの利用状況を「閲覧」「情報発信(書込み、ツイート)」それぞれについて聞いたもの。「見てるだけ」の方が「書込みで参加」よりも多いのは、他のデジタル系サービス(例えばブログや掲示板、Q&Aサイト)にしても変わらない。

↑ ツイッター(など)の利用状況(各端末利用者に対する比)
↑ ツイッター(など)の利用状況(各端末利用者に対する比)

今件がパソコン経由のアンケートという事情もあるが、PC経由の方が携帯電話経由よりも利用率が高い。しかしその一方で、スマートフォン所有者による利用者は、PCを超える値を示している。【ネット関連業界でのツイッター利用率は16.0%・スマートフォン所有者の方が…!?】【携帯電話よりスマートフォンでよく使われている機能って何だろう?】など複数の調査で「スマートフォン活用者はツイッターなどのミニブログの利用率が高い」という結果が出ているが、今件はそれを裏付けた形となる。

さて元資料では、「PC」「携帯電話」「スマートフォン」の3メディアについて、男女別・世代別・「閲覧」「情報発信」に区分し、利用の有無を尋ねた結果を載せている。それをまとめてグラフ化してのが次の図。

↑ ツイッター(など)の利用状況(各端末利用者に対する比)(パソコン)
↑ ツイッター(など)の利用状況(各端末利用者に対する比)(パソコン)

↑ ツイッター(など)の利用状況(各端末利用者に対する比)(携帯電話)
↑ ツイッター(など)の利用状況(各端末利用者に対する比)(携帯電話)

↑ ツイッター(など)の利用状況(各端末利用者に対する比)(スマートフォン)
↑ ツイッター(など)の利用状況(各端末利用者に対する比)(スマートフォン)

「女性より男性」「シニア層より若年層」という流れはデジタル系サービスならではの傾向で、程度の違いはあれどパソコン・携帯電話共にそのパターンを継承している。ところがスマートフォンの場合、サンプル数がやや少なめのため多少の「ぶれ」によるリスクはあるものの、「閲覧」では男女差・世代差、「情報発信」では世代差(いずれも女性内は世代の比較そのものが出来ないが)が見られない動きを確認できる。スマートフォンの普及がまだ初期段階で、デジタル系アイテムに深い関心を持つ人(いわゆる「ギーク」と呼ばれる人達)の比率が高いこともあるのだろうが、興味深い傾向といえる。

単に「ギーク率が高いから」と片づけてしまえば、「他のメディア同様で、じきに男女間・世代間の差異が生じるようになる」で事は済む。しかしパソコンに近い機能充実性と、携帯電話とほぼ同等の機動力・利用ハードルの低さ、さらには画面や操作入力部分の(物理的な)大きさを兼ね合わせたスマートフォンは、特に入力・表示情報が比較的少ないツイッターなどをはじめとしたミニブログでは、男女間・世代間格差を縮める可能性を秘めている。今後スマートフォンがさらに普及しても、差異はさほど広がらない状況も十分考えられよう。

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