ツイッターのフォロー数・フォロワー数分布をグラフ化してみる

2011/08/03 12:00

ツイッターインプレスR&Dは2011年8月2日、同社のシンクタンク部門「インターネットメディア総合研究所」の調査結果をまとめた「ソーシャルメディア調査報告書2011[市場動向/事業者紹介/ユーザー調査-クロス集計データ付属]」の販売を、同年8月4日から開始すると発表した。それに伴い同書のうち、ごくわずかではあるが調査結果を公開している。今回はその中から、調査母体におけるツイッターのフォロー数とフォロワー数の分布をグラフ化してみることにする(【発表リリース】)。

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今調査は日本国内で実際にソーシャルメディアを利用している個人ユーザー1059人に問い合わせたもので、年齢階層や男女比などは非公開。そして今調査母体ではツイッターの利用者数は339人とあり、利用率は32.0%という値が導き出される(ただしこれはインターネット利用者全体、社会全体ではなく、「いずれかのソーシャルメディアを利用している人」という母体における割合で、さほど意味の無い値でしかない)。

さて「フォロー」「フォロワー」だが、以前【ツイッターと「友達100人」の関係】でも解説したように、双方の関係は次の通りとなる。

■「フォロー(している)」
他人の発言を逐次チェックするよう、自分のアカウントに登録すること。いわば「RSSリーダーにブログやサイトを登録する」行為に等しい。「フォローしている人数」とは、更新チェックをしているブログの数、というわけだ。イメージ的には「入会しているファンクラブの数」。

■「フォロワー」
自分の「つぶやき」(ツイッター上の発言。「ツイート」とも呼ぶ)を追いかけている人。言い換えれば「(自分=該当者を)フォローしている人」。たとえるならば「自分のブログのRSSを登録し、更新記録をチェックしている読者(購読者)」ということになる。イメージ的には「自分への”おっかけ”をしているファン数」というところか。

そして公開情報内にある、ツイッター利用者のフォロー・フォロワー数分布は次の通り。

↑ ツイッターのフォロー数とフォロワー数
↑ ツイッターのフォロー数とフォロワー数

平均値、そして各項目の分布からも分かるように、全般的にはフォロワー数よりもフォロー数の方が多い。また完全に情報取得に限定している人はフォロワー数がゼロでも構わない(自分のツイートをブロックして、誰も許可しなければ良い)し、情報発信のみを目的としているのならフォロー数はゼロでも良い。今調査でもそれぞれ18.3%・28.0%がゼロと答えている。ただし今調査母体が企業ではなく個人ベースであることを考えると、むしろ「アカウントは取得したもののほとんど使っていない」ケースが多分にあるものと思われる。

ボリュームゾーンは「1-5人」でそれぞれ22.7%・25.4%。最初の「ゼロ」、そして「6-10人」と合わせると「ツイッター利用者の5割強はフォロー数が10人以下」「6割近くはフォロワー数が10人以下」ということになる。フォローをしていなくても(公開されていれば)ツイートは読めるものの、ツイッター利用者の多くが事実上「小さなコミュニティを形成している」か、「情報発信・あるいは情報取得に専念している」ことがうかがえる(または「全然手をつけていない」かもしれない)。

ツイッターなどのソーシャルメディアで、個人ベースで更新情報を確認し、追いかけられる人数の限界・上限については、100人とも150人ともいわれている。今調査でフォロー数から概算すると、

0-50人……76.9%
0-100人……87.5%
0-150人……90.7%

となる。実際にフォロー数がある程度増えてくると、じっくりと読んでいる余裕はなくなるだろうし、1000人を超えるフォロー数の人は割り切り部分が多いと思われる。150人以上をフォローしている約1割の人が、どれだけ自分のタイムライン(フォローしている人のツイートを絡めたもの)に目を通しているのか、聞いてみたい気もする。

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