持家減の傾向は震災を経たトレンドの変化か・2011年6月新設住宅戸数5.8%増

2011/07/30 12:00

国土交通省は2011年7月29日、2011年6月における新設住宅戸数のデータを発表した。それによると6月の新設住宅着工戸数は前年同月比で5.8%増の7万2687戸となり、先月の増加から続いて3か月連続の増加を示したことが明らかになった。着工床面積も3か月連続・4.6%の増加を見せている(【発表リリースページ】)。

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具体的な内訳は持家が2.6%と2か月連続の「減少」、貸家は4.6%の「増加」、分譲住宅は21.6%の「増加」。今月は先月に続き持ち家が減少しているが、貸家が増加に転じ、分譲住宅も先月ほどではないものの大幅に増加。結果として全体値はプラスとなった。2年近い上昇を見せていた持家の減少化が継続しているあたり、震災を経て住宅のトレンドが変化した可能性がある。

大規模な災害により消費者の消費性向そのものに大きな変移(保守的傾向など)が生じているという調査報告もある。そして住宅市場にもこの変化が影響を与えている可能性は否定できない。

新設住宅戸数の変遷
↑ 新設住宅戸数の変遷(2011年6月分まで)

グラフ掲載対象期間に限れば、2010年夏以降の上昇基調から一転した急激な下げ方以降、再び下落基調に移行する懸念も生じた。今年に入ると2月にややリバウンド、3月に下落と落ち着きのない動きを見せていたが、それ以降は多少ながらも上昇している。震災の生じた3月以降だけを見ると、震災以降は緩やかな上昇、あるいは横ばいの流れのようにも見える。6月は数字の上だけならば昨月より勢いは落ちているものの、上昇(前年同月比でプラス)を続けている。


※2013.06.24.更新
今件記事は説明が多分に重なる部分などを省略した簡略版です。全体版及び最新版については【新設住宅戸数最新記事】にて掲載しています。

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