【更新】田中貴金属が2011年前半期における投資用金地金などの取引量を発表

2011/07/22 19:30

金(ゴールド)田中貴金属は2011年7月21日、同社における2011年前半期(1-6月)の年間投資用金地金、プラチナ地金の販売量と買取量の数値(指数)などを発表した。それによると金価格の高値維持の傾向を受けて、2011年前半期もここ数年間同様に(田中貴金属側による)買取量が販売量を上回る結果となった([発表リリース])。

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リリースによると2011年前半期における金の平均価格は1グラムあたり3843円。これは1980年の4499円(ただしドル平均は227.83円)以来30年ぶりの高値をつけた。また1982年9月以来29年ぶりに一時的ながらも1グラム4000円を突破している。これは欧米各国の債券リスクの高まりや中国のインフレ懸念、中東での情勢不安、さらには新興国における宝飾需要の増加など、需要増加材料が目白押し状態だったことを起因としている。なお今回の計測期間外ではあるが、2011年7月18日には史上初めて1トロイオンス1600ドルを超え、1603.5ドルを記録している。

↑ 田中貴金属における金(ゴールド)の販売・買取量指数の推移と金価格(指数は2001年の販売量を100とした時の値)
↑ 田中貴金属における金(ゴールド)の販売・買取量指数の推移と金価格(指数は2001年の販売量を100とした時の値)

金地金の売買状況は今年に入っても高値推移。円高の影響で上値を抑えらる感はあるが、計測期間内では2011年5月に最高値として1グラムあたり4082円(小売価格、税抜き)を記録している。

金(ゴールド)販売量は昨年同時期と比べると20.5%の減少・買取量は4.4%の減少。特に販売量(田中貴金属側から見て)の減少が目立つが、これは価格の高騰化(前年平均と比べると+10.5%)が大きな要因と思われる。また、直前半期(2010年後半期)と比べた場合、販売量は15.4%増・買取量は4.0%増加しており、季節変移はあるものの、一般投資家の間で安全資産としての金への注目度が(この高値でも)引き続き高いことがうかがえる。

円高の進行傾向ゆえに日本国内での金価格の上昇は「比較的」緩やかなレベルに留まっている。しかしその一方、金(ゴールド)は海外における債券問題のリスク上昇やインフレ傾向で、安全資産としての特性がますます強まる傾向にある。金への注目は高いまま、今後も推移することになるだろう。

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