女性の「買いたいものはネットで検索」歳を経るほど減る傾向

2011/07/24 07:23

ネットで買い物下調べニールセン・カンパニーは2011年7月13日、「未来の女性」という題名で女性の消費者行動に関する調査結果を発表した。それによると調査母体においては、何か欲しいもの、買いたいものがある際に、インターネットを使ってさまざまな情報収集などの検索を行うことについて、賛同する人は85%に達していた。若年層ほど賛成派が多く、34歳以下では反対意見はほぼ皆無だった。一方で65歳以上になると賛成派は7割強に留まり、反対派が1割強確認できる結果となっている(【発表リリース、PDF】)。

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今調査は2011年2月から4月にかけてアジア太平洋・ヨーロッパ・ラテンアメリカ・アフリカ・北アメリカなどの21か国で、18歳以上の女性約6500人を対象に行われたもの。調査方式は先進国ではオンライン、新興国ではオンライン以外に会場調査、訪問調査も混在している。日本はオンライン調査・299人を対象に、同年2月25日から3月2日にかけて実施されている(今件結果は日本からの集計のみを元にしたものである。また「オンライン調査」であることに留意が必要となる)。

何らかの商品やサービスを調達したい時に、大抵においては直接すぐに購入(手配)をするのではなく、他人に聴いたり雑誌で調べたり、あるいはインターネットで検索して情報収集をする。それではその「事前調査」のうち、インターネットでの検索について、調査母体はどのような姿勢を示しているだろうか。全体では85%が「ネットで検索、いいよね・ありだよね」と賛意を示している。

↑ 「買いたいものはインターネットで検索する」
↑ 「買いたいものはインターネットで検索する」

肯定派を青系統・否定派を赤系統で着色したが、ひと目で「歳を経るほど肯定派が減り、否定派が増えて行く」のが分かる。特に65歳以上は賛成派が3/4程度に留まり、反対派が15%にも達している。

注意してほしいのは(前述の通り)今件がインターネット経由による調査であること。「自分にはインターネットへのアクセス環境が無いので、ネット検索で購入商品の事前調査を行う事には賛同できない」という理由は(原則として)ありえないことになる。インターネットでのモノ調べ、商品購入の際の事前調査の好き嫌い・検索行動起因が、アクセス環境の有無だけではなく、年齢によるインターネットへの信頼度・傾注度に少なからぬ影響されていることが推測できる。

ポジティブに考えれば「それでも65歳以上でも3/4もの人が、商品購入前のネット検索には賛同している」と見ることもできる。しかし今後の日本における消費傾向・富の偏在を考慮すれば、この残り1/4をいかに減らしていくかが、消費を活性化する一つのカギとなるのかもしれない。


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