コンビニでのデザート購入額、平均467.5円

2011/07/18 06:32

コンビニデザート[マルハニチロホールディングス(1334)]は2011年7月14日、コンビニデザートに関する調査結果を発表した。それによると月に1日以上コンビニでデザートを購入する調査母体においては、その購入時におけるデザートの平均購入額は467.5円であることが分かった。世代別では男女とも、歳を経るごとに購入額が大きくなる傾向も確認できる(【発表リリース、PDF】)。

スポンサードリンク


今調査は2011年6月23日から26日にかけて、月に1日以上コンビニでデザートを購入する20代-50代の男女に対し、携帯電話を使ったインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1000人。男女比は1対1、年齢階層比は20代・30代・40代・50代で均等割り当て。調査実施機関はネットエイジア。

【ローソンのプレミアムロールケーキ開発秘話】などでも触れているが、くだんのタスポ効果の反動を予想したコンビニ各社がその穴埋め的なものとして、さらには来客の男女比率の偏りの是正、新規顧客の開拓などを目的に、各種独自スイーツをはじめとしたデザートを開発し、展開している。特に[ローソン(2651)]のプレミアムロールケーキシリーズは、それ自身やシリーズ商品が大ヒットセラーとなっただけではなく、コンビニ業界全体としてのコンビニスイーツの活性化に大きく貢献することになった。

なお今調査では「デザート」を対象としているが、これは一般的にシュークリームやプリン、ロールケーキ、エクレアなどの洋風スイーツ以外に、大福、だんごなどの和風、杏仁豆腐などの中華風などのものも含めた「甘さを覚えるお菓子」全般としておく。一方でそれ一種類で一ジャンルを形成しうるアイスクリームは(一般的にコンビニのスイーツコーナーでも別途扱いされていることもあり)、対象外としておく。

今件調査項目では、「一度に購入する」デザートの金額だが(デザート一つ当たりの額では無い事に注意)、全体では500円台がボリュームゾーン、次いで200-300円台に大きな偏りが確認できる。

↑ コンビニで一度に購入するデザートの金額
↑ コンビニで一度に購入するデザートの金額

全体を均した平均額は467.5円。複数個を購入する場面もあるが、コンビニでデザートを買う場合は大体一度に500円近くを購入しているわけだ。察するに、200円-300円はお弁当など他の食事と共に購入する際に単品、500円台はそれ自身単独で買う時に2つ3つばかりをまとめて買う時に、というところだろうか。

これを男女・世代別にみると、大体若年層ほど出費額が少なく抑えられているのが分かる。

↑ コンビニで一度に購入するデザートの金額(平均額、男女・世代別)
↑ コンビニで一度に購入するデザートの金額(平均額、男女・世代別)

男女別ではわずかに女性の方が多い感もあるが、あまり差異は見られない。一方で歳を経るほど「一度の購入で」出費する額は増えているが、だからといって単純に「歳が上の人ほどデザートを大量に食べる」「高級品ばかり食べる」わけでは無い。詳しくは機会をあらためて解説するが、むしろ若年層ほど1個あたりの額が高い場面もあるほど。

ではなぜ「一度当たりの購入額が大きい」のかを考えると、やはり「一度にある程度の数をまとめ買いしている」からとなる。これは一つに「来店頻度そのものもあわせ、コンビニでのデザート購入頻度が低いから(同調査別項目でそのような結果が出ている)」、そしてもう一つは「自分だけでなく周囲の人の分まで(近所の人、友達、子供)まとめて買う機会が増えるから」と考えるのが無難。

↑ コンビニでのデザート購入頻度(月1回以上の人の割合)(今件調査母体を含めた事前調査の回答者2260人を対象)
↑ コンビニでのデザート購入頻度(月1回以上の人の割合)(今件調査母体を含めた事前調査の回答者2260人を対象)

また、上でも触れているが、「若年層はコンビニ弁当と共に『その食事でのデザート』として買う」「中堅層以降は単独で(買い置きなどとして)買う」場面が多いのも、「歳を経るほど一度のデザート購入額が上昇する」事象を説明する、納得できる理由といえよう。


■関連記事:
【若年層は「ご機嫌取り」と「ちょっとしたぜいたく」、高齢者は「ハッピーアイテム」…世代で異なるコンビニスイーツの位置づけ】

スポンサードリンク




▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2017 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー