【更新】この二週間は再び安定した額の買い超しを確認…海外投資家、2週連続の買い超し(2011/07/15)

2011/07/15 06:26

東京証券取引所は2011年7月14日、2011年7月4日から7月8日(7月第1週)における株券の投資部門別売買状況を発表した。それによるとこの週に外国人投資家が株を売った総額は3兆0293億3618万2000円なのに対し、買い総額は3兆3093億7231万2000円となり、差し引き2800億3613万0000円の買い超しとなった。これは先週から続いて2週連続の買い超しとなる。なお法人は売り超しに転じ、個人・証券会社は売り超しを継続している([最新発表リリース、PDF])(※今件記事はすべて東証第一部のみに限定した値であることに注意)。

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7月4日から7月8日における各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……7802億9514万1000円/7183億7435万7000円(619億2078万4000円売超)
・個人……1兆1722億0675万8000円/9664億1934万1000円(2057億8741万7000円売超)
・外国人……3兆0293億3618万2000円/3兆3093億7231万2000円(2800億3613万0000円買超)
・証券会社……988億8800万3000円/903億7950万6000円(85億0849万7000円売超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、この15週間における外国人投資家の動向は次の通り。

3月22日-3月25日……424億8935万7000円買超
3月28日-4月1日……2021億5362万2000円買超
4月4日-4月8日……3593億8779万8000円買超
4月11日-4月15日……601億1667万2000円買超
4月18日-22日……833億1183万6000円買超
4月25日-28日……1277億1467万8000円買超
5月2日-6日……701億9533万8000円買超
5月9日-13日……890億6713万6000円買超
5月16日-20日……394億3377万6000円買超
5月23日-27日……35億8841万2000円売超
5月30日-6月3日……719億9483万6000円買超
6月6日-10日……386億0587万9000円売超
6月13日-17日……1400億8971万9000円売超
6月20日-24日……168億5104万1000円売超
6月27日-7月1日……2513億9691万4000円買超
7月4日-7月8日……2800億3613万0000円買超

これまでずっと買い超しを続けていた外国人投資家が、5月の後半あたりからその売買動向にぶれが見え始め、売り買いが錯綜しはじめる。しかしこの二週間は再び安定した額の買い超しが確認されており、再び買い一辺倒のパターンに戻りつつあるのを予見させる動きといえる。ただし先週言及したように、これが以前のような継続的な流れになるのか、あるいは気まぐれ的なもので再度売り超し継続につながるのか、現状では見極めが難しい。

日経平均株価のチャートを中期的に見ると、6月中旬以降はそれ以前の数か月間における狭いレンジでの横ばい模様からようやく脱したものの、やはり上昇を継続するだけの力は足りず、再び失速の様相を見せつつある。単なるテクニカル云々という話ではなく、もっと大まかな国内外の経済や政治動向の動きに左右される面が大きいことを考えれば、これ以上の上昇は現状では難しいのかもしれない。

直近では為替レートが大きく動き、関連する銘柄の動向が極めて不安定な状況にある。当然、それに連動する形で市場も動きやすい。注意するにこしたことはないだろう。

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