【更新】過去の定例パターンが通用しにくい状況…海外投資家、4週ぶりの買い超し(11/07/07)

2011/07/07 19:30

東京証券取引所は2011年7月7日、2011年6月27日から7月1日(6月第5週)における株券の投資部門別売買状況を発表した。それによるとこの週に外国人投資家が株を売った総額は2兆9357億6932万9000円なのに対し、買い総額は3兆1871億6624万3000円となり、差し引き2513億9691万4000円の買い超しとなった。これは先週から転じて4週ぶりの買い超しとなる。なお法人は買い超しを継続し、個人・証券会社は売り超しを継続している([最新発表リリース、PDF])(※今件記事はすべて東証第一部のみに限定した値であることに注意)。

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6月27日から7月1日における各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……5104億1330万1000円/5510億2507万5000円(406億1177万4000円買超)
・個人……1兆0374億2151万9000円/8278億0580万5000円(2096億1571万4000円売超)
・外国人……2兆9357億6932万9000円/3兆1871億6624万3000円(2513億9691万4000円買超)
・証券会社……897億3117万8000円/798億6683万7000円(98億6434万1000円売超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、この5週間における外国人投資家の動向は次の通り。

5月30日-6月3日……719億9483万6000円買超
6月6日-10日……386億0587万9000円売超
6月13日-17日……1400億8971万9000円売超
6月20日-24日……168億5104万1000円売超
6月27日-7月1日……2513億9691万4000円買超

5月の後半あたりから外国人投資家の動向にぶれが見え始め、これまで頑なに買い超し(東証第一部のみに限定)を続けていたものが、売り買いが錯綜するようになった。そしてこの数週間は売り超しが継続していたが、今回計測週では再び大きく買い超しに転じる動きを見せた。これが以前のような継続的な流れになるのか、あるいは気まぐれ的なもので再度売り超し継続につながるのか、現状では見極めが難しい。

日経平均株価そのものは、該当週ではやや上向きに動き、木曜日の時点で二日連続して終値が1万円を超している。短期的なチャートの形も、比較的キレイな上昇傾向を見せている。このまま1万円超えが定着してくれればありがたいが、国内外の情勢はそれを許すような雰囲気とは言い難い。

ともあれ、過去の定例パターンが通用しにくい状況であることには違いない。勇気ある行動と蛮勇とは別物なことを留意しておくべきだろう。

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