【更新】具体的な方向性を見極めにくいのが現状…海外投資家、3週連続の売り超し(11/06/30)

2011/06/30 19:30

東京証券取引所は2011年6月30日、2011年6月20日から6月24日(6月第4週)における株券の投資部門別売買状況を発表した。それによるとこの週に外国人投資家が株を売った総額は3兆0482億1000万9000円なのに対し、買い総額は3兆0313億5896万8000円となり、差し引き168億5104万1000円の売り超しとなった。これは先週から続いて3週連続の売り超しとなる。なお法人は買い超しを継続し、個人・証券会社は売り超しに転じている([最新発表リリース、PDF])。

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6月20日から6月24日における各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……4275億6638万6000円/4671億8198万1000円(396億1559万5000円買超)
・個人……9520億9246万8000円/7784億9748万8000円(1735億9498万0000円売超)
・外国人……3兆0482億1000万9000円/3兆0313億5896万8000円(168億5104万1000円売超)
・証券会社……815億9048万0000円/793億1537万4000円(22億7510万6000円売超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、この5週間における外国人投資家の動向は次の通り。

5月23日-27日……35億8841万2000円売超
5月30日-6月3日……719億9483万6000円買超
6月6日-10日……386億0587万9000円売超
6月13日-17日……1400億8971万9000円売超
6月20日-24日……168億5104万1000円売超

5月の後半あたりから外国人投資家の動向にぶれが見え始め、これまで頑なに買い超しを続けていたものが、売り買いが錯綜するようになった。そしてこの数週間は売り超しが継続している。売り超し額こそ小さいものの、売りが買いを超えた額であることに違いは無く、状況が転じた可能性を示唆していることに違いは無い。市場動向そのものは相変わらず狭いレンジでのもみ合いが続いている。

日経平均株価そのものは、該当週ではやや上向きに動いているものの、何しろ値動きそのものが小さいので、具体的な方向性を見極めにくいのが現状。国内だけでなく国際的にも色々と見通しが立たないことが多すぎ、暗中模索状態といえる。日本国内に限っても、今年の夏は恐らくこの数十年来無かったほどの緊迫感のあるものとなる可能性を秘めているだけに、経済面でどのような影響が生じるのか、きわめて気になるのが実情。

ともあれ、明日から7月。何事も無いことを祈りつつ、最善の努力を続けていきたいところだ。

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