【更新】一人で自活する女性の3割近くは「結婚の意志無し」

2011/06/30 06:32

独身女性ニールセン ジャパンは2011年6月29日、「未来の女性」に関する調査結果を発表した。それによると調査母体においては、最終学歴が上の人ほど結婚した・結婚したい時期が遅くなる傾向があることが分かった。また家計を一人で支える女性の29%は「結婚の意志が無い」と回答している([発表リリース])。

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今調査は2011年2月から4月にかけて実施されたものて、調査対象国はアジア太平洋、ヨーロッパ、ラテンアメリカ、アフリカ、北アメリカの21か国。18歳以上の女性6500人ほどを対象に行われた。調査方法は、先進国ではオンライン、新興国ではそれに加えて会場調査・訪問調査を混在している。日本では299名に対し、オンライン調査で同年2月25日から3月2日にかけて実施された。

今調査母体で最終学歴別、そして家計を一人で支えている女性のみを区分し、すでに結婚している人は結婚年齢、まだの人は希望年齢を聞いた結果が次のグラフ。高学歴になるほど歳が上昇しているのが分かる。

↑ 平均結婚・結婚希望年齢
↑ 平均結婚・結婚希望年齢

これは以前【女性の「結婚より仕事や勉強」機運上昇中…独身者が独身で留まっている理由とは? (詳細版)】【「しない」「できない」理由はさまざま…独身者が独身で留まっている理由とは?】でも指摘した通りで、学業や仕事への魅力を強く感じているのが主要因と考えてよい。

またこれを別の視点、もう少し細かい区分で聞いたのが次のグラフだが、興味深い動きを見せているのが分かる。

↑ 何歳で結婚したか・したいと思うか(女性)
↑ 何歳で結婚したか・したいと思うか(女性)

学歴別に区分すると20代のうちに結婚したい人の割合はほぼ7割で変わらず、しかし低学歴ほど24歳までに、高学歴ほど20代後半にと、結婚を後回しにしている様子がはっきりと分かる。さらに30代前半(以降)とする意見も高学歴ほど高く、学歴が高くなるほど結婚への執着心が強いのも確認できる。

一方で学歴云々ではなく、現時点で家計を一人で支える女性の場合、結婚願望は大体30代前半までとする意見が最多となり、あとは「する気は無い」という意見が29%に達してしまっている。「家計を一人で支える」とは「家計を一人で支え”ることができ”る」とも読めるため、経済的に一人で十分以上に自活できる女性の場合、結婚願望そのものが薄くなる様相が見て取れる。このあたりの事情は【一人暮らしの女性の決断? 男女別単身世帯の分譲マンション比率をグラフ化してみる】で30台後半以上の女性単身世帯における、分譲マンションなどの保有比率が上昇するのと、まったくの無関係というわけではあるまい。

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