「相手より長生きしたい?」男性27%・女性57%

2011/06/26 06:40

老夫婦リサーチバンクは2011年6月22日、健康に関する調査結果を発表した。それによると40歳以上の既婚男女から成る調査母体においては、80代前半まで自分自身が生きていたいと考えている人がもっとも多く、全体の1/4強に達していた。70代後半から80代がボリュームゾーンで、この領域で6割強に達している。また「自分の配偶者より長生きしたいか」という問いには、男性が1/4ほどしか「長生きしたい」と回答していないのに対し、女性は6割近くが回答しているのも確認できる【発表リリース】)。

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今調査は2011年6月10日から14日にかけてインターネット経由で、40歳以上の既婚男女に対して行われたもので、有効回答数は1762人。男女比・年齢階層比は非公開。

平均寿命とは、その時点での0歳における平均余命のことを指し、平均余命とはその年齢の人が(各種状況が今後変化しないと仮定した時に)あと何年生きられるかについての期待値を意味する。最新の厚生労働省の「簡易生命表」(2009年版)によれば(【平成21年生命表(簡易生命表)】)、日本の男性平均寿命は79.59年・女性は86.44年となっている。

今調査母体は既婚者・40歳以上を対象にしたものだが、自分自身の願望として、何歳まで生きることを望んでいるだろうか。結果としては80代前半が最多回答で27.8%、次いで70代後半の18.4%・80代後半の17.5%という結果に落ち着いた。

↑ あなたは何歳くらいまで生きたいと思うか(40歳以上既婚男女対象)(単一回答)
↑ あなたは何歳くらいまで生きたいと思うか(40歳以上既婚男女対象)(単一回答)

100歳以上という意見も7.0%いる一方、60歳未満とする意見も2.6%いる。今調査が40代以上を対象にしたものであることを考えると、色々と考えさせられるものがある。ともあれ、冒頭でも触れたように「全般的には」70代後半から80代まで長生きしたいという人が多数意見ということだ。

さて、今調査は既婚者を対象にしている。当然配偶者がいるわけだが、配偶者と自分自身、どちらが先に逝くかという問題が頭をよぎる人も少なくない。

↑ あなたは自分の配偶者より長生きしたいと思うか
↑ あなたは自分の配偶者より長生きしたいと思うか

結果としては「男性は配偶者より先に逝きたい」「男性は配偶者より長生きしたい」人の方が多いということになった。

現実問題として女性の方が平均寿命が長い以上、女性の場合は配偶者が先、男性は自分自身が先、という可能性が高くなる。実際【自分の歳で結婚している人は何%? 未婚・既婚率などをグラフ化してみる】を見ても、国勢調査の結果として、高齢になればなるほど女性の一人身(配偶者の死別を起因とする)の割合が大きくなる。

↑ 配偶関係、年齢階層別・15歳以上人口に対する比率(男性・2005年)
↑ 配偶関係、年齢階層別・15歳以上人口に対する比率(男性・2005年)(再録)

↑ 配偶関係、年齢階層別・15歳以上人口に対する比率(女性・2005年)
↑ 配偶関係、年齢階層別・15歳以上人口に対する比率(女性・2005年)(再録)

女性の方が現実的、利己的云々というよりは、現状を見据えた上で回答したと考えた方が、道理にかなっていそうだ。

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