自粛影響継続、たばこはプラス…2011年5月度コンビニ売上高は5.7%のプラス

2011/06/21 06:17

日本フランチャイズチェーン協会は2011年6月20日、2011年5月度におけるコンビニエンスストアの統計調査月報を発表した。それによると5月は来客数は2か月連続でプラスとなり、平均客単価とあわせ売上高の上昇分はそれなりに大きなものとなった。既存店ベースの売上高は前年同月比+5.7%と7か月連続のプラスを記録している(【発表リリース、PDF】)。

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今調査の概要は、過去の記事まとめ【コンビニエンスストア(日本フランチャイズチェーン協会発表)】上で説明している。そちらで確認を。

各データについて前年同月比は次のようになる。

●店舗売上高:既存店は7か月連続のプラス、全店も7か月連続のプラス
・全店ベース……+7.5%
・既存店ベース…+5.7%

●店舗数(前年同月比)
・+1.6%

●来店客数:既存店は2か月ぶりのプラス、全店は6か月連続のプラス
・全店ベース……+2.4%
・既存店ベース…+1.1%

●平均客単価:既存店は5か月連続のプラス、全店も5か月連続のプラス
・全店ベース……+5.0%(592.2円)
・既存店ベース…+4.5%(585.8円)

●商品構成別売上前年同月比(全店ベース)
・日配食品……+1.4%
・加工食品……-0.6%
・非食品………+22.9%←たばこ
・サービス……-3.5%←「自粛」影響継続
・合計…………+7.5%

※既存店……1年以上営業中の店舗

5月は期間中に雨降り、台風の発生、梅雨入りなど小売店にとってはマイナスとなりうる気象要因が発生したものの、売上などに大きな影響は確認できない。商品構成別に見ると、先月同様に「サービス」項目では「自粛」の動きによる数字の悪化が見られる。一方で「非食品」は【JT、たばこ出荷銘柄数を73銘柄までに増加、23銘柄は廃止決定】などにもあるように、販売量が限定されている。しかし本数の減少分をカバーしてなお余りある値上げ分の影響で、売上はアップ。全体の売上増にも大きく貢献している。

自粛の動き
「サービス」項目で継続。
たばこは価格上昇が
「非食品」を大きくかさ上げ。
東日本大地震によって未だに営業がかなわないコンビニは少なからずある。しかし先月と比べれば状況は回復の方向にあり、商品流通は相当のレベルにまで復帰、多くの商品も棚に戻っている。一方で自粛による商品・イベントそのものの供給中止だけでなく、消費者の購買マインド低下も懸念される。東日本大地震の影響が今後どのような形で現れてくるのか、これまで以上に注意深く見守りたいところだ。

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