米ソーシャルメディアの利用率をグラフ化してみる

2011/06/22 19:30

グラフ先日から【Pew Reserch Center】が2011年6月16日に発表した、アメリカのソーシャルネットワークと社会生活に関する調査結果を元に、いくつかの重要な項目を抽出してグラフ化とまとめをしている。その中で調査結果概要に記載は無いものの、結果データの詳細報告部分で具体的に「SNSを利用していると回答した人のうち、何%が各ソーシャルネットワーク(Facebookやツイッター、MySpace、LinkedInなど。今件ではSNSを同義と見なしている)を利用しているか」の値を見つけることができた。そこで今回は番外編(?)として、主要ソーシャルメディアの利用率を計算、グラフ化してみることにした。

スポンサードリンク


今調査は2010年10月20日から11月28日にかけて18歳以上の2255人に対して英語で行われたもので、そのうちインターネット利用者は1787人(79.2%)だった。FacebookやMySPace、Linkedln、ツイッターのようなソーシャルメディア(SNS)を使っている人は975人。電話番号はRDD方式で選択され、半数は「自宅で一番若い男性が、いなければ一番若い女性が」もう半数は「自宅で一番若い女性が、いなければ一番若い男性が」答えるように尋ねている。回答データは国勢調査の各項目(性別・年齢・教育水準・人種・地域・人口密度など)に照らし合わせ、適正化されるようウェイトバックがかけられている。

まずは「いずれかのSNSを利用している」と回答した975人に対し、どのSNSを使っている(今件では「プロフィールを登録している」=「アカウントを有している」、以下同)かを聞いた結果。当然複数回答だが、Facebookが9割と群を抜いている。

↑ SNSアカウント所有者の内訳(複数回答、個々のサービスへの問に対する未回答者除く)(SNS利用回答者975人に対して)
↑ SNSアカウント所有者の内訳(複数回答、個々のサービスへの問に対する未回答者除く)(SNS利用回答者975人に対して)

MySpaceはかつての勢いこと無いものの、それでも3割近くで第二位。次いで【非営利団体による21のソーシャルメディア活用法】でも解説しているが、ビジネス的な人のつながりを重視しているLinkedInが第三位。日本では正直知名度はさっぱりではあるものの、アメリカでは非常に重要視されているのがあらためて確認できる。

さて今調査は上記にあるように、回答者全員の人数は2255人。つまり上記の値を975÷2255=0.432で乗算することにより、「インターネットの利用の有無を問わず、全員に対する」各SNS利用者の利用率を概算することが可能となる。

↑ SNSアカウント所有者の内訳(複数回答、個々のサービスへの問に対する未回答者除く)(全回答者2255人に対して)
↑ SNSアカウント所有者の内訳(複数回答、個々のサービスへの問に対する未回答者除く)(全回答者2255人に対して)

あくまでも概算だが、18歳以上の全人口に対して4割近い人がFacebookのアカウントを有している計算になる。ツイッターは6%と、結構微妙なライン。

同様のやり方で、「インターネット利用回答者」に対する概算値を算出することもできる。

↑ SNSアカウント所有者の内訳(複数回答、個々のサービスへの問に対する未回答者除く)(インターネット利用回答者1787人に対して)
↑ SNSアカウント所有者の内訳(複数回答、個々のサービスへの問に対する未回答者除く)(インターネット利用回答者1787人に対して)

インターネット利用者の約半数はFacebook利用者、MySpaceは1/8強、そしてツイッターは7%。Facebookの力強さを改めて認識できると共に、ツイッターの普及率が思ったほど高くないのも分かる。



今件は整数値未満の数字が無い状態で何度か計算を経ているため、数%の誤差が生じている可能性はある(一応誤差が最小限に留まるような工夫を内部でしている)。同社が先日発表した【1年足らずで普及率2倍の世代も・米ツイッター利用状況をグラフ化してみる(2011年5月版)】と比べると、インターネット利用者内ではやや低めかな、という感はある。恐らくは今回の値よりも、ツイッターそのものにスポットライトを当てた先の結果の方が正確だろう。ただ、対全体人口比の点ではFacebookの利用率と合わせ、このくらいの値と見るのが妥当ではないだろうか。

スポンサードリンク


関連記事



▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2018 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー