【更新】現状は五里霧中に近い状態…海外投資家、2週ぶりの買い超し(11/06/09)

2011/06/10 19:30

東京証券取引所は2011年6月9日、2011年5月30日から6月3日(6月第1週)における株券の投資部門別売買状況を発表した。それによるとこの週に外国人投資家が株を売った総額は3兆5199億0127万7000円なのに対し、買い総額は3兆5918億9611万3000円となり、差し引き719億9483万6000円の買い超しとなった。これは先週から転じて2週ぶりの買い超しとなる。なお法人・個人・証券会社は買い超しを継続している([最新発表リリース、PDF])。

スポンサードリンク


5月30日から6月3日における各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……4120億1097万3000円/5077億2940万1000円(957億1842万8000円買超)
・個人……8417億4874万0000円/8630億3597万9000円(212億8723万9000円買超)
・外国人……3兆5199億0127万7000円/3兆5918億9611万3000円(719億9483万6000円買超)
・証券会社……783億8108万6000円/798億7738万0000円(14億9629万4000円買超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、この5週間における外国人投資家の動向は次の通り。

5月2日-6日……701億9533万8000円買超
5月9日-13日……890億6713万6000円買超
5月16日-20日……394億3377万6000円買超
5月23日-27日……35億8841万2000円売超
5月30日-6月3日……719億9483万6000円買超

今回計測週は5月30日に比較的大きな上昇を見せたものの、あえなく失速。あとは再びじわじわと下降を続ける展開に終始した。外国人投資家の動向としては久々に売り超しに転じた前回から再び買い超しに転じたことで、胸をなでおろす人もいるのではないだろうか。

とはいえ、市場云々の範ちゅうに限らず、経済全体の動向として、現状は五里霧中に近い状態に違いは無い。国内だけに限っても「政治主導」の「恩恵」を受ける形で、被災地の復興は必ずしも良好に進んでいるとは限らないし、原発問題やそれに絡む電力問題など、少なくとも積極的に買い進められる材料は見つからない。今後しばらくはもやもやとした相場観が継続することだろう。

スポンサードリンク




▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2017 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー