【更新】売り転換への心理的な影響は小さくない…海外投資家、30週ぶりの売り超し(11/06/02)

2011/06/02 19:30

東京証券取引所は2011年6月2日、2011年5月23日から5月27日(5月第4週)における株券の投資部門別売買状況を発表した。それによるとこの週に外国人投資家が株を売った総額は3兆2361億3813万8000円なのに対し、買い総額は3兆2325億4972万6000円となり、差し引き35億8841万2000円の売り超しとなった。これは先週から転じて30週ぶりの売り超しとなる。なお法人は買い超しに転じ、個人・証券会社は買い超しを継続している([最新発表リリース、PDF])。

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5月23日から5月27日における各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……4756億6046万6000円/5639億0714万5000円(882億4667万9000円買超)
・個人……7860億6755万8000円/8163億6476万8000円(302億9721万0000円買超)
・外国人……3兆2361億3813万8000円/3兆2325億4972万6000円(35億8841万2000円売超)
・証券会社……722億6954万8000円/766億7332万5000円(44億0377万7000円買超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、この5週間における外国人投資家の動向は次の通り。

4月25日-28日……1277億1467万8000円買超
5月2日-6日……701億9533万8000円買超
5月9日-13日……890億6713万6000円買超
5月16日-20日……394億3377万6000円買超
5月23日-27日……35億8841万2000円売超

今回計測週は出来高低迷が続く中で、日経平均株価は直近一か月における最安値をつけ、そこから多少ながらもリバウンド感の見られる動きとなった。しかし売り圧力の要素において改善の兆しが見えるものはなく、上昇幅は限定的。

何よりも今回注目すべきなのは、実に30週ぶりに、わずかな額ではあるが外国人投資家勢が売り超しとなったこと。あくまでも現物だけの話だが、心理的な影響は小さくない。株価動向そのものには大きな影響は出ていないようだが、これが一過性のものなのか、本格的な流れの変化なのか、次週以降を見極めたいところだ。

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