コンビニで おにぎりと共に買うものは お茶がトップで7割近くネ

2011/05/17 12:10

このエントリーをはてなブックマークに追加
コンビニでの飲料購入DIMSDRIVEは2011年4月27日、コンビニのおにぎりに関する調査結果を発表した。それによると調査母体中コンビニでおにぎりを購入する人において、おにぎりと一緒に買う事が多い飲食物のトップにはお茶がついた。おにぎり購入者の7割近くが「お茶を一緒に買う事が多い」と答えている。一方で回答率は大きく下がるが順位としては「パン・サンドイッチ」「カップめん」なども上位にあり、量がほどほどの主食に対して食事量をプラス調整する際におにぎりが使われている様子も推測できる(【発表リリース】)。


スポンサードリンク


今調査は2010年11月4日から11月18日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万2195人。男女比は54.9対45.1、年齢階層比は10代0.7%・20代8.0%・30代26.0%・40代32.9%・50代19.9%・60歳以上12.5%。

先に【好きなおにぎりの具トップの「鮭(さけ)」、ヒミツは世代を超えた人気ぶり】でも示したように、日常の食生活の中で8割以上の人が、(頻度は別にして)コンビニでおにぎりを購入し食している。

↑ おにぎりを普段どこで購入しているか(複数回答)
↑ おにぎりを普段どこで購入しているか(複数回答)(再録)

一方コンビニでは「たばこ」の事例にもあるように、「ついで買い」の考えが非常に重要なものとなってくる。多種多様な商品が一か所にまとめられて販売しているため、「連鎖的な購入衝動」が起きやすく、またコンビニ側でもそれをにらんで・期待して、商品の展開・仕入れをしているからだ(【誘惑に思わず負けて……つい買ってしまうコンビニのレジ横メニューランキング】【レジ前のワゴン内の和菓子】などが好例)。

それではコンビニでおにぎりを購入する人にとって、ついで買い、あるいははじめから一緒に買う(=ペアでの購入を考えていた)飲食物としてはどのようなものがあるだろうか。これは「コンビニという小売店における、おにぎりと相性が良い飲食品」として考えると良い。

↑ コンビニでおにぎりと一緒に購入することが多い飲食物は?(コンビニでのおにぎり購入者限定、複数回答)
↑ コンビニでおにぎりと一緒に購入することが多い飲食物は?(コンビニでのおにぎり購入者限定、複数回答)

結果は、ダントツで「お茶」。おにぎりが元々ご飯ものだから当然といえばそれまでなのだが、69.2%と圧倒的多数を占めている。またこれは、「コンビニでおにぎりを買う人は、多くが食事としてはおにぎりだけ、あるいは自前で用意してある食品と共に食べる」ことがすけて見える。

第二位以降は10%内外の回答率となるが、上位に「パン・サンドイッチ」「カップめん」などの軽めの主食、「惣菜」「サラダ」「ホットデリ」などの副食が多いのが目に留まる。前者は食べる量の調整用、後者は主食におにぎりを買った際のペア飲食品として選んだものと考えれば納得できる。一方で「お弁当」はごく少数に留まっており、はじめから一人前として用意されたお弁当に、さらに主食的なおにぎりを積み増して量を取る人はあまりいないことが分かる。

「おにぎりとお茶」の組合せはコンビニ側でも重々承知・把握しているようで、最近では【朝食タイムにパンと缶コーヒーで50円引き・サークルKサンクスが「朝割」期間限定で開始】にもあるように、おにぎりとお茶の組合せで購入すると割引するキャンペーンを行い、セット購入をうながす場面も見られる。逆にそのようなキャンペーンが開催されていた場合には、「両者の相性は結構良い方なのだな」と考えてみると、コンビニのキャンペーンも一層面白いものとして見えてくるに違いない。


スポンサードリンク


関連記事


このエントリーをはてなブックマークに追加
▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2024 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー|Twitter|FacebookPage|Mail|RSS