コンビニでのおにぎり購入、重視点は「具」「価格」「味」

2011/05/16 07:14

コンビニおにぎりDIMSDRIVEは2011年4月27日、コンビニのおにぎりに関する調査結果を発表した。それによると調査母体中コンビニでおにぎりを購入する人においては、「具」「価格」「味」の3点を、選ぶ際の重視点としている傾向があることが分かった。3項目とも半数以上の人が「重視する」と答えている(【発表リリース】)。

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今調査は2010年11月4日から11月18日にかけてインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1万2195人。男女比は54.9対45.1、年齢階層比は10代0.7%・20代8.0%・30代26.0%・40代32.9%・50代19.9%・60歳以上12.5%。

先に【好きなおにぎりの具トップの「鮭(さけ)」、ヒミツは世代を超えた人気ぶり】でも示したように、日常の食生活の中で8割以上の人が、(頻度は別にして)コンビニでおにぎりを購入し食している。

↑ おにぎりを普段どこで購入しているか(複数回答)
↑ おにぎりを普段どこで購入しているか(複数回答)(再録)

また、好きな具としては圧倒的に「鮭(さけ)」がトップ。世代を超えた支持が結果を導いている。

↑ あなたが好きなおにぎりの「具」は?(3つまで複数回答)
↑ あなたが好きなおにぎりの「具」は?(3つまで複数回答)(再録)

それではおにぎり購入者は、どのような点を重視しておにぎりを選んでいるのだろうか。複数回答で聞いたところ、トップは「具」、そして他の回答項目から抜きんでる形で、次点となった「価格」「味」もあわせ3項目が上位を占めている。

↑ コンビニでおにぎりを選ぶ際に重視する点は何ですか(複数回答、コンビニでのおにぎり購入者限定)
↑ コンビニでおにぎりを選ぶ際に重視する点は何ですか(複数回答、コンビニでのおにぎり購入者限定)

直上の再録グラフにもあるように、おにぎりの具には大きなこだわりが確認できる。食堂の定食なら「おかず」「メインディッシュ」に相当する部分であり、同じく定食の「ご飯」「みそ汁」「添え物」に相当する「ご飯」「のり」などと比べれば、重視するのは当然といえる。「この具だからこそ、このおにぎりを買う」人が3/4に達しているのも納得できる。

第二位は「価格」。量も手頃で持ち運びもしやすく、色々な種類が選べるため、ついあれこれ買ってしまいがちなおにぎりだが、「ちりも積もれば山となる」の言葉通り、少々単価の張るものをいくつか手にすると、それだけで一食分の食事代が吹き飛んでしまう。手軽で色々選べるからこそ、その醍醐味を十分に体感するため、価格は安めの方がありがたい。そして第三位の「味」は言わずもがなの話で、いくら自分の好みの具が入っていてお値打ち価格でも、マズければそのおにぎりを選んだ意義も半減してしまうというもの。

トップの「具」はおにぎりの個々種類を確定するものであり、何もおにぎりに限った話では無い(コンビニで中華まんを頼む際、「肉まん」にするか「あんまん」にするか「カレーまん」にするか、という類のもの)。一方で第二位と第三位の「価格」「味」は個々の選別では無く、全体としての話となる。中華まんの例えなら「A店は一つ100円だがB店では120円」「A店のは今一つだがB店のは好みの味わい」といった具合。おにぎりを「作る側」としては、具のレパートリーを揃えるのはもちろんだが、「価格」「味」について十分以上に注力を図る必要がある。

おにぎり専門店興味深いのは「海苔の種類」「大きさ・量」「賞味・消費期限」はそれなりに選択要素として同意が得られているものの、それ以外の項目は数%でしかなく、それより上位の項目と比べるとかすんでしまうこと。一見、判断材料として重視されていそうな、そして各種コンビニも注力している「カロリー」「お米のブランド」「話題性」「季節物」などは、基本となる「具」「価格」「味」、そして「海苔の種類」「大きさ・量」(「賞味・消費期限」は開発の際には云々出来ない)の前にはかすんでしまうことになる。

要は小手先の細工をせずに、基本的な部分、つまり「自分の好きな具で、手頃な価格で、美味しいモノが欲しい」という需要に作り手側が注力することを、消費者・購入者は望んでいるということ。これはコンビニでの購入に限った話では無い。これらの「おにぎりの基本」を守っている、「エキナカ」のおにぎり専門店や軽食販売店でのおにぎりコーナーが盛況なのも、理解できるというものだ。

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