年度切り替えでやや落ち込み…それでもSBMが純増数でトップを継続中(2011年4月末携帯電話契約数動向)

2011/05/12 07:29

電気通信事業者協会(TCA)は2011年5月11日、2011年4月末時点の携帯電話及びPHSの契約数を発表した。それによると同年4月末時点の携帯電話の契約数は1億2017万7100件となった。これは前月比で0.5%のプラスになる。また、純増数ではソフトバンクモバイルが23万9300件の増加で先月から続き主要グループ中トップとなった(【発表リリース】)。

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2011年4月末時点の主なデータは次の通り。

・携帯電話全体……1億2017万7100件
・事業者別
 NTTドコモ……5819万7800件(+18万8000)
 au(KDDIなど)……3313万9000件(+14万0100)
 ソフトバンクモバイル……2564万8000件(+23万9300)
 イー・モバイル……319万2300件(+7万4400)
携帯電話契約件数
↑ 携帯電話契約件数

携帯電話契約件数(増減)
↑ 携帯電話契約件数(増減)

「携帯電話契約件数(増減)」のグラフを見れば分かるが、毎年4月は各社とも契約数が飛躍的に伸びる傾向を示す3月と比べて、大きく落ち込んでいるように見える。しかしこれは年度切り替え・就職や進学など立ち位置の変化を機会に、携帯電話を購入する人が増える3月と比べて大きく減少したように見えるだけで、その他の通常月と比べれば大きな違いは見られない。

各社の順位ではソフトバンクモバイルが相変わらずトップに。計測日としてはギリギリだが、4月28日に発売されたiPad2とiPhone4のホワイトも、少なからぬかさ上げに貢献している。NTTドコモは先月に続き第二位。スマートフォンのラインアップを充実させたのに加え、従来型の端末も堅調。第三位に留まったKDDIも新機種を続々と発表しているものの、流れを変えるまでには至らなかった。

昨今は各社ともスマートフォンの新製品を中心に売り上げを伸ばしている。ゲームメーカーの中にはシェア拡大を見越して、ソフト開発の主軸ラインの一つにスマートフォンを視野に納める動きを見せるところも出ている(【マーベラスとAQインタラクティブ、ライブウェアが10月1日に合併】で紹介したマーベラスなどの動きも、スマートフォンの展開が多分に影響している)。

今後は東日本大地震での教訓を経て、ライフラインとしての立ち位置から、「情報集約端末」的な活躍が期待される携帯電話。インフラの最低条件、存在責務といえる「いつでも確実に安心して使える」を果たすべく、各社ともこれまで以上の努力が求められよう。


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