【更新】震災絡みの影響で減配・配当未定となった企業が目に留まる…海外投資家、26週連続の買い超し(11/05/10)

2011/05/11 05:11

東京証券取引所は2011年5月10日、2011年4月25日から4月28日(4月第4週)における株券の投資部門別売買状況を発表した。それによるとこの週に外国人投資家が株を売った総額は2兆6598億7311万5000円なのに対し、買い総額は2兆7875億8779万3000円となり、差し引き1277億1467万8000円の買い超しとなった。これは先週から続いて26週連続の買い超しとなる。なお法人は買い超しに転じ、個人・証券会社は売り超しを継続している([最新発表リリース、PDF])。

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4月25日から4月28日における各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……4514億3003万3000円/4918億3737万1000円(404億0733万8000円買超)
・個人……7997億0172万8000円/7023億4372万2000円(973億5800万6000円売超)
・外国人……2兆6598億7311万5000円/2兆7875億8779万3000円(1277億1467万8000円買超)
・証券会社……705億5168万1000円/658億5809万6000円(46億9358万5000円売超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、この5週間における外国人投資家の動向は次の通り。

3月28日-4月1日……2021億5362万2000円買超
4月4日-4月8日……3593億8779万8000円買超
4月11日-4月15日……601億1667万2000円買超
4月18日-22日……833億1183万6000円買超
4月25日-28日……1277億1467万8000円買超

今回計測週は円高ドル安が続き、震災周りの不安要素が解消されることも無いものの、アメリカ市場の堅調さに引きつられる形で値を吊り上げ、日経平均株価は1万円に迫る勢いになった。ゴールデンウイークに突入したこともあり、通常週より営業日数は一日少ないが、出来高的にはあまり変化するところが無く、海外勢は相変わらず買い超しを継続している。

企業の決算発表や次期予想がぼちぼち出始めているが、良さげ2-3割、要注意7-8割と言った感がある。特に東日本大地震絡みの影響で減配したり、配当未定となった企業が目に留まる。さらに製造業は今後電力絡みで直接的には自社の生産力、間接的には需要の減退による売上懸念が見え隠れしている。

元々毎年この時期には短期的に市場の山場を迎えることになるのだが、今年もまたそのパターンを繰り返すのだろうか。3月以降の動きがイレギュラーなものとなっているだけに、今年も同じような動きを見せるのか、気になるところだ。

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