【更新】「船頭多くして船山に登る」状態…海外投資家、24週連続の買い超し(11/04/21)

2011/04/21 19:30

東京証券取引所は2011年4月21日、2011年4月11日から4月15日(4月第2週)における株券の投資部門別売買状況を発表した。それによるとこの週に外国人投資家が株を売った総額は3兆7963億3313万2000円なのに対し、買い総額は3兆8564億4980万4000円となり、差し引き601億1667万2000円の買い超しとなった。これは先週から続いて24週連続の買い超しとなる。なお法人は売り超しを継続し、個人・証券会社は買い超しに転じている([最新発表リリース、PDF])。

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4月11日から4月15日における各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……5101億7087万1000円/4383億9233万0000円(717億7854万1000円売超)
・個人……1兆0260億7935万4000円/1兆1007億0478万9000円(746億2543万5000円買超)
・外国人……3兆7963億3313万2000円/3兆8564億4980万4000円(601億1667万2000円買超)
・証券会社……899億2202万6000円/932億9546万1000円(33億7343万5000円売超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、この5週間における外国人投資家の動向は次の通り。

3月14日-3月18日……8915億3825万8000円買超
3月22日-3月25日……424億8935万7000円買超
3月28日-4月1日……2021億5362万2000円買超
4月4日-4月8日……3593億8779万8000円買超
4月11日-4月15日……601億1667万2000円買超

今回計測週も先週に続き震災周りの不安要素が解消されることも無く(特に原発周り)、一方で大きく売り込まれる材料も無く、さらに政局は現行与党内での秩序的混乱は継続し「船頭多くして船山に登る」状態が続くばかりで、結局株価は低水準のまま移行するばかりとなった。一時期上昇した出来高も、じわじわと低迷の様相を見せている。もっとも出来高低迷は投げ売りがほぼ無くなったのが要因とも考えられるので、その観点で見れば悪いことばかりでも無い(投げ売りでかさ上げされる出来高も悲しいものだが)。

次回計測週は木曜の時点では今回計測週と変わるところが無く、やはりヨコヨコの基調が続いている。ただしチャートで見るとじわじわと頭を押さえられるような形が出来ており、状況としてはあまり良いものではない。現場で作業をしている人たちは賢明なのだが、上がまともな動きをしないため、大きな状況改善が見られないのが悲しいところか。ゴールデンウィークまでには何らかの進展を願いたいところだ。

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