「効果的な節電方法が分からない家電がある」は3割、具体的には電子レンジが一番

2011/04/22 12:00

電子レンジマクロミルは2011年4月15日、節電に関する調査結果を発表した。それによると東京電力管轄内に住む調査母体においては、効果的な節電の方法が分からない家電製品があると答えた人は3割に達していることが分かった。具体的な製品名としては「電子レンジ・オーブンレンジ」がもっとも多く、「冷蔵庫」「洗濯機」が続いている(【発表リリース】)。

スポンサードリンク


今調査は2011年4月7日から8日にかけて群馬県、栃木県、茨城県、埼玉県、東京都、千葉県、神奈川県、山梨県に住む20歳以上の男女に対してインターネット経由で行われたもので、有効回答数は500人。男女比は1対1、年齢階層比は20代・30代・40代・50代・60歳以上で均等割り当て。

【東電、今夏の電力需給予想を更新発表・ピーク時で5500万kWの需要に対し供給は5200万kW】などにもあるように、発電所が東日本大地震で大きな被害を受けた関係で電力供給力が不足しており、今夏においては電力不足による停電が懸念されている。そこで一般家庭・企業を問わず節電が叫ばれているのが昨今の状況。

ところが節電をしたくても、効果的な節電方法が分からない電化製品が存在するという人が3割に達しているという結果が出た。非効率的な節電方法なら「使わない」「電源を抜く」なのだが、それは極論に過ぎる感があり、効率的・論理的とは言い難い。

↑ 効果的な節電方法が分からない家電製品の有無
↑ 効果的な節電方法が分からない家電製品の有無

「ある」と回答した人に、具体的にはどの家電の効果的な節電方法が分からないのかと聞いた結果が次のグラフ。トップは「電子レンジ・オーブンレンジ」で4割強にも達していた。次いで「冷蔵庫」36.4%、「洗濯機」32.5%と続く。

↑ 効果的な節電方法が分からない電化製品(「ある」と答えた人限定、複数回答、上位20位)
↑ 効果的な節電方法が分からない電化製品(「ある」と答えた人限定、複数回答、上位20位)

夏季における電力問題は、絶対的な電力消費「量」というよりは、ピーク時の消費電力の方にウエイトがある。【ヤフー、節電・停電への対処方法の専用ページを創設】にもあるが電子レンジなどは電力消費ピーク時を避けての利用が望ましい。また、同じような調理法がかなうなら、ガスを使って煮込んだり蒸すのも一つの手だ。特に蒸すのならば油も使わずヘルシーな料理が創れる(調理中に手放しで他の事が出来るという、電子レンジのメリットは損なわれることになるが……)。さらに、使っている電子レンジが古いタイプの場合、思い切って新しい、省エネタイプに買い替えるのも一つの手。

冷蔵庫第二位の「冷蔵庫」だが、こちらは昔から節電のターゲットとして何度となく挙げられているため、知っている人も多いはず。当サイトでも【冷蔵庫の省エネ3大ポイント】などで紹介しているように、打てる手はかなり多い。第三位の「洗濯機」もまたしかりで、「洗濯機の許容量近くまで洗濯物がたまってから選択をする」「乾燥機機能は電力消費量が大きいので使用は避ける」「洗剤は適量。多すぎるとすすぎに時間がかかるので電気代の無駄になる」など、指摘されれば「なるほど」というものも多い。

昨今の情勢に合わせ、【シャープの家電製品「節電・節水のためのポイント」】のように、自社商品における上手な節電の仕方をまとめているところもある。これらの情報をうまく活用し、自分で「できた・できてない」のチェックリストを創るのも上手な節電のコツといえる。

個人ベースでの節電となると、それが果たしてどれだけ効果があるのは、一か月単位でしか分からない(毎月の電気代請求書で確認できる)。【スマートセンサーと節電と】で少々触れたスマートセンサー(省エネナビ、家庭内の消費電力の動向をチェックできる)の一般世帯版も発売されてはいるが、価格が数十万円もするため導入が現実的であるとは言い難い。まずは出来る限りのこと、思いつくものに挑戦してみよう。節電はそのまま節約にもつながるので、少なくとも家計の点ではプラスになるはずだ。

スポンサードリンク


関連記事



▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2018 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー