Facebookの利用者数と増加率上位国をグラフ化してみる(2011年4月分)

2011/04/09 12:00

Facebook以前【Facebookの利用者数と増加率上位国をグラフ化してみる(2010年12月末分)】でソーシャルメディアの雄、Facebookの利用者数推移について、Facebookの公式データを取得・分析しているNick Burcher氏による【公開情報】を元に、各種グラフを生成した。先日同所において2011年4月1日時点の最新情報が【Facebook usage statistics 1st April 2011 vs April 2010 vs April 2009】として公開された。今回はこれをもとに、Facebookの「利用者数トップ15」の国と、それらの国の利用者数増加率をグラフ化してみることにした。

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まずは直近、2011年4月における国別利用者数トップテン。アメリカ合衆国が桁違いに多いのはこれまで通りの話。

↑ 2011年4月におけるFacebookの利用者(万人)
↑ 2011年4月におけるFacebookの利用者(万人)

ただし前回のグラフと比べれば分かるように、2位以降において、わずか数か月の間に大きな順位変動を起こしているのが分かる。インドネシアが大きな伸びを見せているのは相変わらずだが(【Facebookの地域別利用会員数などをグラフ化してみる】でも触れているように、同国ではインターネット利用者の大部分がFacebook利用者でもあり、その多くが携帯電話経由でアクセスしていることが大きな特徴。パソコン経由のインターネットの浸透などと比べ、インフラの普及の点でスピードが速い)、インドの順位の繰り上がりや、ブラジルの15位内の参入など、インドネシア同様に新興国の増加ぶりが確認できる。

次が本題のグラフ。上記「現時点での利用者上位15か国」において、1年前・2年前からの増加率を示したものだが、直上で言及したインド、ブラジル、そしてメキシコやフィリピンなどの著しい増加が確認できる。

↑ 2011年4月におけるFacebookの利用者が、1年前・2年前と比べどれだけ増加しているかの割合(現時点で利用者数トップ15の国)
↑ 2011年4月におけるFacebookの利用者が、1年前・2年前と比べどれだけ増加しているかの割合(現時点で利用者数トップ15の国)

特にフィリピン以外の3国は「2年前に1000%以上の伸び」を示したにも関わらず、「1年前でも100%超(つまり2倍以上)」の増加。例えばブラジルの場合、数百・数十万人の単位ならともかく、2011年4月1日時点で1556万7620人という一千万単位の数字を見る限り、純粋に爆発的な成長を続けているのが分かる。【外務省データによれば】ブラジルの人口は1億9400万人。まだまだ多分に「伸びしろ」を持っているのは容易に理解できる。これは同国で2016年の夏季オリンピック開催が決定しているため、それに向けての特需も大いに関係していると考えて良い。

最後に2011年4月時点でFacebook利用者数上位30位の国のうち、直近1年間における利用者数増加率が100%超の国。要はこの1年間で利用者数の上昇率が非常に高く、しかも元々の利用者数がそれなりに居た国をグラフ化したもの。

↑ 2011年4月時点でFacebook利用者数上位30位の国のうち、直近1年間における利用者数増加率が100%超の国
↑ 2011年4月時点でFacebook利用者数上位30位の国のうち、直近1年間における利用者数増加率が100%超の国

今回のデータで特異な動きを見せたのは韓国。2年前はわずか15万7000人だったが、1年前には56万7000人、そして直近では423万1000人にまで増加している。絶対数そのものは他の同グラフ内上位国の多くに及ばないものの、著しい増加ぶりは注目に値する(パターン的にはロシアも韓国に近い)。

また、一部ポーランドやドイツ、オランダなど例外もあるが、多くがアジア・南米の新興国に集中しているのが確認できる。以前の記事【SNSは携帯と共に急成長する】でも言及しているが、今後携帯電話は新興国で特に高い普及率・普及数の拡大を見せ(とりわけインドやインドネシアが顕著な例)、それと共にソーシャルメディアの勢力拡大は勢いを増していく。今回のデータはその推論を裏付けた形といえよう。

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